2020年11月の雑木林

入間・樹林の会

11月15日(日)晴れ

11人の参加者で二手に別れて、シャガの広場からの三角地手前のヤブミョウガ・アズマネザサ刈りとツバキの森のサネカズラ伐採を行った。人手が多いと作業は進み、「達成感があった、やりがいがあった」の感想も。花はヤブタバコ、コセンダングサ、ツワブキと黄色の花が、実りの秋らしく、ガマズミ、ムラサキシキブ、クサギ、ヤブミョウガ、ヤブラン、ナキリスゲ、ハエドクソウ、チヂミザサ、ヒナタイノコズチ、ヨウシュヤマゴボウ、マンリョウ、センリョウ、ヤブコウジ、アオキなど。(安部)

ガマズミ実
ムラサキシキブ実
ツワブキ花
ヤブコウジ実
三角地横作業

若葉3・1会 ナラ被害木の経過観察・木製椅子づくり等

11月1日(日)晴れ 参加者7名

先月に引き続き、ナラ枯れ被害調査報告および被害木の経過観察を実施。そのほか、木製椅子づくり、中央通路土留め補修、粗朶柵取壊し、コンポスト柵の補修など、比較的細かい作業を中心に実施した。

●ナラ枯れ被害調査について説明。第二緑地はクヌギ・コナラを中心に被害が広がっているが、第一緑地では新たにシラカシに被害が確認された。

ナラ枯れ説明中

●現在被害が確認されている木々において、冬の間に何が起こるか経過観察が必要である。落葉すると、どの木が被害木か見分けがつかなくなるので、今のうちにしっかり目印をつける。

ナラ枯れ

●六別坂落ち葉掃き。落ち葉のピークは来月ごろか。

六別坂落ち葉かき

●第一緑地に設置する、木製椅子づくり。近隣住民の憩いの場となれば…と心を込めて作製中。

木製椅子づくり

●若葉の森で観察した花と虫:カブトムシ幼虫・多量のふん、ヒヨドリジョウゴの実、若葉の森で育てたシイタケ(10月下旬に食べ頃に。大きくて肉厚!)  (内堀)

生き物・植物

カニ山の会 草刈りがはかどる

11月14日(土) 晴れ 参加7人

10月は雨で定例活動が流れ、2か月ぶりの活動。

9月から気になっていた、3方向を住宅地に囲まれた「東樹林・東エリア」の雑草もこの後すっかりキレイになりました。(3方のうち1面だけではありますが・・・)

「東樹林・東エリア」住宅地境界付近 草刈り前

午後は雑木林ボランティア講座の作業実習を受け入れました。受講生の方々とともにカニ山の会メンバーも黙々と作業に励んだところ、こちらもすっかり見通しがよくなりました。

ボランティア講座参加者 + カニ山の会メンバー コラボの成果

午前、午後とも人手を分散させず一か所に全員が集中して作業したことで、成果がはっきり分かる有益な一日でした。やはり「人数」って大事です。

作業日11/14に見た銀杏

毎年この時期に見上げるこの銀杏の木は季節の移り変わりを感じるバロメーターですが、今年はまだ青い葉が目立ちました。他の木々の葉もまだ青々としているものが多いのでナラ枯れの茶色い葉だけが目立ちます。(安田)


若葉緑地の会 スミレ群生地の笹刈と遊歩道補修

11月8日(日) 曇り 参加6名

正午の気温は22℃(府中)で、動くと汗ばむ陽気。依然として蚊取り線香を腰につけての作業となる。

早春にタチツボスミレが群生する「青空広場」の一画で笹刈り。季節はこれからようやく秋本番だが、緑地では春を迎える準備が始まった。

笹刈り

緑地内遊歩道の階段横木で風化が進んだものを、間伐材を利用して取り換えた。

 遊歩道階段の補修

11月29日の「調布がいせんウォーク2020」に参加。第3緑地内にチェックポイントを設けた。「若葉の森」の特徴と二つのボランティア団体による保全活動を説明したリーフレットを、80人ほどの参加者に配布し、ナラ枯れの発生や隣接住宅地との共存の難しさなど、課題についても話した。(大村)

がいせんウォーク当日
リーフレット