11月の雑木林

若葉3・1会 アズマネザサとの闘い

11月6日(日)晴れ 参加者7名

●この数週間は雨が降らず、日当たりの良い第一緑地の地面はすっかり乾燥していました。本格的な紅葉になるのは来月でしょうか。スズメバチがまだ活動しているので要注意です。

●六別坂の落ち葉かき。ケヤキ、イヌシデなどの黄色い葉が両脇に積もり、シラカシのドングリがコンクリートの溝に詰まっていました。作業中には、通行人の方たちに「お疲れさま」「ありがとう」などの言葉をいただきました。

●大坂側に蔓延ったアズマネザサを男性5人体制で伐採しました。地下茎や根を密に発達させるため、道路脇に生えたササを根ごと抜き取る作業は重労働です。日差しも強く、暑くてマスクが苦しかった!

●蔓延ったアズマネザサが道路の幅を狭くし、高くなった草高が視界をさまたげ交通の支障となっていました。作業後の大坂は、このとおり道幅が広がり視界がかなり開けました。

●2022年になってから、第一緑地・第二緑地ともナラ枯れのフラスが発生しているものの、伐採するほどの被害には及んではいません。これから冬に向けて、ビニールシート巻き付け、カシナガトラップの設置など、今後も自分たちで出来ることを対応していきます。

(内堀)


カニ山の会 土木工事は達成感あり!

11月12日(土)快晴 参加者11名

今年の定例活動はあと2回、土砂流れによって通路との高低差が減少している東樹林上段西の法面は、10/29に臨時活動日を設け土留め作業を始めた。今日はその続きとして土留めを坂の上下へ伸ばして作業を行った。

まず前回の土留め部分にシャガを植えた。少しでも土の流れを止めるためと、知らない方が階段代わりにここから東樹林林内へ入るのを防ぐため。

前回の続き部分に太い丸太を置く。これで少しでも土砂流れを止め、この右側は通路であることをはっきりさせる。

丸太を置いた上部分にはしがらみ(柵)を設置

(注):しがらみ…柵と書いて「しがらみ」と読む。その意味は「水の勢いを弱めるため、川の中に杭を一定の距離に打ち並べ、柴や竹などをからみつけたもの」だそうです。

杭の間を編むように使うため古い竹材で縦4つ割りを始めたが、途中で横に割れてしまう。急遽キャンプ場北側の私有地にあった竹林からご厚意で伐採させて頂き、4つ割りにして使用。

東樹林北側でカシワのような形の葉を見つける。コナラやクヌギではなさそうなので、とりあえずピンクのテープを付け要注意観察とする。

森の保全作業は、ボサ刈り、落ち葉掻きを主とする単純作業の繰り返し、頑張っても森の遷移に追いつくはずも無く、同じ作業の繰り返しでは達成感が少ない。

今日の作業では適当な丸太が足りず貰いに行ったり、使おうとしていた竹が古くてうまく割くことができず急遽伐採地の竹を伐採したり、予定外の事もこなしながらなんとか時間内に仕上げることができた。

今後も活動の中で新たなスキルを得たり、皆で協力して眼に見える成果を作り出すような目標を定めた取り組みを交えて楽しく保全活動を進めていきたい。

(S&K)


若葉緑地の会 紅葉の盛りに「ウォーク」のにぎわい

11月13日(日)曇り 参加者3名

正午の気温は22℃を超え、平年より5℃ほど暖かい。そうはいっても、朝は10℃を下回る日が続いて紅葉が進んだ。

作業は、「最盛期」を迎えて落葉が降り積もった外周道路の掃除から開始。続いて、早春にタチツボスミレの群落がみられる用具倉庫裏の下草刈り。昨春、タチツボスミレが少なかったのは、キヅタが地面を覆ったことが原因のひとつと思われたので、この時期に刈ることにした。

27日は恒例の「がいせんウォーク」。鮮やかさを増した紅葉が青空に映えるなか、スタッフを合わせると60人ほどの参加者を緑地に迎えた。今年はフリーウォークをやめたので、4班に分かれたガイドウォークが15分間隔で次々に到着。崖線下の緑地入口で各班を迎え、まずは杉林を歩きながら緑地の特徴を説明していった。

撮影 大屋順平

「生き物コース」ガイドの石川さんから「神代植物公園を除くと、当緑地の杉林は調布市内では稀」との補足があって、目を開かされる。林床の植物を案内するうちに、崖線上の「青空広場」で竹の保護柵を見つけた参加者から「何ですか?」と質問。10月に再出現したサガミランが果実を実らせて、立ち並んでいた。早速、「葉のない」菌従属栄養植物について説明する。

参加者のうち十人余りは子どもたち。そのうちの一人が、「あ、ブランコしてる」と。指さす先を見ると、クモの巣にひっかかった落葉が秋風に揺れていた。

(大村)


入間・樹林の会

11月20日(日)曇り 気温13℃ 湿度50%

参加者4人だったが、27日の崖線ウォークのための通路整備、入口看板から見通しをよくするためのブッシュの伐採、入口シラカシのラップはずしとトラップはずし、駐車場側の民家横のクズの伐採と下草刈り、坂道の水留めの整備を分かれて行った。

ツバキの森の民家側は、クズ・サネカズラなどつる性の植物が樹木にからまり藪化していたので、クズの伐採を行ったほか、下草のアズマネザサを伐採すると風通しと見通しがよくなった。

新左エ門坂の落ち葉はきと水留めの整備もわかれて行った。人数は少なかったが曇天で温度も高くなく作業がしやすかったので効率よく作業ができた。

ムラサキシキブ、ガマズミ、ヤブラン、センリョウ、マンリョウ、アオキ、ヤブミョウガなど実物が多く秋を感じた。

(安部)

雑木林広場の黄葉が美しい

入口シラカシのラップにもフラスが 

ラップを外すと根が生えていた

クズで覆われて藪化している

クズの伐採後は風通しよく

ムラサキシキブの実

ガマズミの実

センリョウの実

8月の雑木林

カニ山の会 活動の進め方について意見交換

8月20日(土)晴れ 参加者9名

 定例活動日の第2土曜が雨だったため1週遅れての活動日を設定。暑さのため重労働は難しいので軽作業(伐採木で作った杭の移動)とカニ山の現状を確認した後、今後の方針、行政との関係などについて話し合いをすることとした。

●最初に杭の移動。これはキャンプ場北東の皆伐地の地主さんから伐採枝を譲り受けた材で作った物で60~70cmの杭材だけで100本ほど、また土留め材もかなりの本数で全員で30分以上かけて東樹林内の端まで運搬。

 次は当会の作業エリアを中心としカニ山の現状を確認。

●写真右側の通路は崖線を登って来る切り通し状の昔みち、奥に見える階段を上がるとカニ山の東樹林に入る。切り通しの法面が通路側に崩れ、どこからでも樹林内に入れる状態。搬入した材料で土留め垣を作り、植栽や粗朶垣でこの斜面を整備しようと思う。

●6月7月に草刈りをしたエリアで「刈草の山積み放置方式」を試しているが、刈草容積の半減が進んでいる。場所を適正に設定すれば、この方式でも良いかも知れない。

その他、東樹林南の民地境界高木(ナラ枯れ罹災樹含む)の状況や、東樹林内通路が土流れで谷側に崩れかけている状況、崖際のオカメザサが業者によって刈りこまれ斜面で遊ぶ子らの通路になってしまっていること、ナラ枯れ等で伐採した市内樹木の補植用苗床をキャンプ場北エリアに作ると想定した時の広さ・陽当りなどを見て回った。 

●その後はキャンプ場カマド前で円陣になっての話し合い。

●話し合いの場に現れた幼虫。なんのスズメガかな?

 行政の方針や目的が分かりにくい・大きな方針は行政に従って会としての活動は無理なく自分たちでできることだけで良いのではないか・植樹用苗床作りについて・東樹林通路の補修はどうすべきか・薪炭林に捉われない発想も必要じゃないか・若い人達始め多くの市民に関心を持ってもらうには、など日頃の思いなどを様々に出し合った。

 上記に関してはすぐに結論を出せることでは無いが、境界コナラのナラ枯れの措置、樹林内の土流れによる路肩崩れ等、公共の安全を考え市としの検分を要請中だが、まだ対応してもらえていない。

 その他、8/20までのカシナガトラップによる捕獲状況は45,000頭に達するが、現状ではカシノナガキクイムシの集団飛翔は小康状態、反対に穿孔(フラス)活動が盛んで穿入罹災木が急増している。キャンプ場水道下の広場でカシ類の被災が出現している事、罹患生存木への再突入が起こっている事が今季の特徴。これらのデータをまとめるため、会員の協力を募り臨時調査日を設ける予定。(S&K)


入間・樹林の会

8月21日(日)曇り 気温27.6度、湿度76% 参加者13名

今年も市民活動支援センターからの夏のボランティアの中学生1人、高校生2人が参加してくれました。他にもセンター職員、緑と公園課職員1人と植生調査の講師と総勢13人と久しぶりの大人数でした。地域福祉センター会議室で、自己紹介、会の説明と今日の作業について説明しました。準備体操後、道具(アズマネザサ刈り用の鎌や蚊取線香、竹ぼうき、剪定ばさみ等)の準備をし樹林地へ移動しました。

はじめに、樹林地内の4つのゾーンを巡回しました。ツバキの森では、ナラ枯れとそのトラップを説明し罹患木の伐採後に樹冠がぽっかり開いたので空を見上げて確認しました。そこから陽が入りアカメガシワやシラカシの実生がいっぱい生えてきています。マテバシイ広場はまだまだ暗い状態ですが経緯を説明しました。雑木林広場で通路下側の植生調査を全員で行い、3人の学生はメンバーとアズマネザサ刈りを刈り方を教えてもらい作業しました。その後は率先して坂道清掃の落ち葉はきをしてくれました。残りのメンバーで方形枠と植生調査を、トラップの取り換えも行いました。

最後に集合写真をとり感想をききました。「身近にこんな自然があることを初めて知った。雑木林保全に色々な作業があることを知り笹刈りの作業が楽しかった、キツネノカミソリなどの花をみれてよかった」との感想がよせられました。崖線樹林地や自然に関心をもってもらえ、将来保全活動への参加に期待します。(安部)

植生調査を全員で

キツネノカミソリがかわいい

ヤブラン

ヤブミョウガとミョウガのプチ違いの説明をうける

トラップにはいったタマムシなど

集合写真

*********
若葉の森3・1会と若葉緑地の会は8月の活動はお休みです。

7月の雑木林

カニ山の会 暑さとの闘い

7月9日(土)晴れ 参加者10名

 今月は定例活動及び臨時活動として、樹林内の土留め対策(東樹林下段通路西側の改修)を予定していたが会としての能力、安全を考え保留にすることにし、公共安全の観点から自治体の仕事ではないか市に確認して貰ったのち、相談して行きたいと思う。

 そこで今日の定例作業はカニ山キャンプ場北エリアの草刈り。裸地化した通路に面したエリアの草地西端にキンミズヒキの群生がある他、アザミ、ヤブミョウガなど其々に気になる草を刈り残し、昆虫の生息域を早く回復するため根上2~3cm位で刈払うことにした。

キンミズヒキを始め草が繁茂する6/28のキャンプ場北側のようす

 木陰もあるし風も通る気持ちの良い場所とは言え、かなりの蒸し暑さのため水分補給に気を付けながらの作業。昼食のあとは早めに終了することにし刈り取った草は熊手、フゴで収集しエリア北東の一角に先月同様、山積みにして置いた。

 先月刈り取った山積みの草は異常高温の天気続きで乾燥が進み、容積で半分ほどになっている。天地返しなどひと手間を掛けるといいのだが、今回はこのまま放置し経過を見て行く。

先月同様、刈り取った草を山積み
ノカンゾウが咲いていた

 4/30のカシナガトラップの設置以来、洗剤を交換するだけの活動が続いていた。5月末、カニ山南緩斜面で出現の動きが捕獲数に現れるようになり6/10には、西斜面上部、東樹林のポイントでも急に数が増え、6月末の累計捕獲数が一気に3万頭に達する勢いで増大、7月に入っての一週間で1万4千頭増、7/6で4万頭をカウントした。
チェックとメンテナンスは当分続けていく予定。(S&K)

トラップチェックの7/20 満開のヤマユリが!

入間・樹林の会

7月16日(土)曇りのち雨 参加者2名

気温24度、湿度80%と蒸し暑くお天気が悪いこともあり参加者は2人。8月に夏ボランティア3人が参加予定のため通路整備とトラップの確認を行った。はじめに新左衛門坂の駐車場横のトレンチの周りと入口にたまった落ち葉を除去した。落ち葉をかくとみみずが多数あらわれた。かわいそうだがシラカシのそばや柵内に移動した。

入口の落ち葉を清掃

樹林地内を巡回後、トラップを確認。3本の木にカシナガキクイムシがトラップにはいっていた。

トラップの取り換え

トラップにはカシナガキクイムシの他、タマムシやキマワリ?が捕まっていた。

花は、マンリョウ、ヤブミョウガ。実はムラサキシキブ、キンラン。

マンリョウの花がかわいい
ヤブミョウガの花はこれからが見頃

坂の向こう側の斜面では、ヤマユリが見頃だった。

植生調査は講師の都合で次回8月21日(日)に延期した。(安部)


若葉の森3・1会  ⾬後の森の様⼦

7⽉3⽇(⽇) 雨のち晴れ 参加者7名

●6月最終週の暴風雨に見舞われた若葉の森は、コナラの大枝が折れて、第2緑地の歩道付近に落下していました。約4mほどの枝をノコギリで分断し、撤去をしました。折れてしまった枝は枯れが進んで 中身がスカスカの状態でした。

●第2緑地のコナラの根元に近くにフラスが発生している様子。防虫剤「カシナガブロック」が塗布さ れた部分からもカシナガが侵入した穴が複数確認できました。

●第2緑地の住宅との境界に生い茂ったヌルデ、タケニグサやアカメガシワ等を伐採・剪定しました。歩道の見通しが開けて、日当たりが良くなりました。

●ムラサキシジミを発見!一見、枯葉と見間違うような地味な見た目ですが、羽ばたくときに紫色の 綺麗な翅が確認できました。(残念ながら開いた紫の羽は撮影できず)

●第1緑地と第2緑地をつなぐ斜面に咲いたヤマユリの様子。活動日は蕾が膨らんで開花間近の状態 でしたが、2日後の7月5日に開花しました。(写真左:7月8日追加撮影)平澤

若葉緑地の会 不順な夏の始まり

7月10日(日)晴れ 参加者5名

 この日の最高気温は31.5℃で平年値より2℃ほど高い。7月5日から30℃超えの真夏日が続いていたが、連日35℃以上の猛暑日だった6月下旬に比べると、しのぎやすい感じがした。

6月から7月の気温変化をグラフで見ると、この夏の始まりがどんなに異様だったのか、よく分かる。気象庁は異例に早い猛暑の襲来に驚いたのか、6月27日、平年より22日早い梅雨明けを宣言(関東地方)。しかし、7月中旬には30℃以下で梅雨末期のような雨量の多い日が続いて、TVの気象キャスターたちを困惑させた。

前月の記事で、猛暑にもかかわらずセミが鳴いていない、6月末の樹林に違和感を持ったことに触れた。7月10日の活動日にも、まだセミたちの声は聞こえていなかった。ネット上でも「セミの鳴かない夏」が話題に。しかし、セミの羽化には気温上昇だけでなく雨量も必要であり、7月中旬のまとまった雨が羽化をうながしたので、結果的にセミの初鳴きは例年とほぼ変わらなかった。「若葉の森」でも20日過ぎにはセミが鳴いた。あまりに早い猛暑の訪れが、「夏なのにセミが鳴かない」という誤解を生じさせたのだ。

サガミランの大きな群落が2か所出現した。昨年の生育地点のすぐ近くだ。

光合成をする葉を持たず、地下の菌類から栄養をもらって生活する菌従属栄養植物。東京都では準絶滅危惧種とされている。

サガミラン

前号で桜(ソメイヨシノとしたが、ただしくは八重桜の「関山」)の大枝が6月下旬の強風で落下したことを書いた。その木はまだ伐倒処分されていない。夏に入って昆虫採集に訪れる親子連れが多くなっているので、桜の老木が複数ある「桜広場」入口にロープを張って「立入禁止」とすることにした。「緑と公園課」には現状を報告して「立入禁止」処置に同意を得るとともに、早期の伐倒処分をお願いした。

桜広場を立入禁止に

いつもと同じように周辺道路の落葉掃き・清掃をするうちに、緑地を散歩中の家族連れに出遭い、「もりのちず」を渡して緑地やボランティア活動について説明した。熱心に聴いていただき、何と15分後には60代と20代の親子お二人が複層を整えて現われ、早速参加してくださった。最近、近所に転居してこられ、国分寺崖線樹林に関心をもたれていたとのこと。8月は活動が休みであることを伝え、9月からの参加をお願いした。(大村)

4月の雑木林

若葉緑地の会 スミレがこんなに殖えた

4月12日(日) 晴れ 参加者4名

いつものとおり緑地内と外周道路のゴミ拾いの後、全員で「南広場」のスミレ「保護区」に向かった。

近づくと「わぁッ」と声が上がる。3月の活動日には、小さなつぼみが一、二見られただけだったが、たくさんの花をつけた群落がいくつも広がっている。しかも、昨年まで、特に小形だった白花のマルバスミレがずいぶん大きく育って、タチツボスミレと張り合っているようだ。

3年前、マルバスミレを見つけたのをきっかけに、冬の午後には陽だまりになる林床にスミレの「保護区」を設けた。

昨年秋から、周りのアズマネザサを刈ったり、3月以降は被さっている落葉を少し除けてやるなどの世話をしてきたことが、功を奏したようだ。

この冬は3月初旬までは少雨傾向だったが、中旬から4月上旬にかけて170mmを超える雨が降ったこと(府中)も、良かったのではないだろうか。

これからは、散布される種子が、落葉の上ではなく土に落ちるように、周りの落葉を掃除してやる仕事がある。

「南広場」のタチツボスミレ(薄紫)とマルバスミレ(白)

例年だと用具倉庫裏の一画がタチツボスミレの花畑になるが、今年は花が少ない。冬の間、キヅタが地面を覆っているのが気になっていた。その影響か。

残念な思いでいると、すぐ近くにチゴユリが咲いていると教えていただいた。下向きに開く「内気な」花。なかなか顔を見せてくれないので、ちょっと仰向けになってもらった。それが2枚目の写真。小さく清楚に整った花だ。

チゴユリ

肝心の作業は、「桜広場」の住宅寄りの辺りがブッシュ状になってきたのを伐開。

藪のなかでサンショウの花が咲き始めていたが、この日見たのは雄株だけだった。

作業の終わりに、香りの高い若葉を少し頂戴した。(大村)

サンショウの雄花/「森の恵み」をいただく

若葉3・1会 若葉の森

雨のため作業無し

カニ山の会 問題続々、その対策は?

4月9日(土) 晴れ 参加者11名
 午前中は東樹林の整備をすることにして、1~3月の定例活動で積み残しになっていた剪定枝や刈ったササを数人で収集し、リヤカーとフゴでカニ山北口付近の仮置き場に廃棄した。その他、中途半端になっていた上段、下段の落ち葉掻きを行い、新しい落ち葉溜めに入れ少しでもカサを減らすべく踏み込む。

 昼までで帰る人が多いため12時前に作業を終わり、皆でふりかえりを行う。「全力でやっても中段の落ち葉掻きまでは出来なかった。体力差に合せた作業計画にして欲しい。落ち葉を掻いていると実生のコナラを沢山見掛ける。育てて森を更新して行けばいい」などの意見が出た。

 昼食後残ったメンバーで、東樹林、東樹林東、キャンプ場北の活動区域を見て回りながら、問題点、改善策を話し合う。主に土砂流れ・裸地化・ナラ枯れ対策などについての話が出た。最後にカマド北の作業地を見まわった折、隣接した大木の森が皆伐されている現場に遭遇。事情が分からないのでなんとも言えないが全員あぜんとなる。

宅地に隣接した保全作業は住民の希望も考慮しながらという話し合い。

コナラの実生。ナラ枯れによりコナラ・クヌギなどの実生木は大切にしたい。

春爛漫! 傍らではグミが満開!

カニ山カマド北東にある民有地の森が無くなってしまった。

4月30日(土)臨時作業 晴れ 参加者6名

クリアフォルダー20シートで11組のトラップを作る。

カシナガトラップも沢山に越したことは無いが、清掃、水の交換、捕獲数のカウントとメンテナンスが結構大変。 会の能力から取付け数は5、6カ所程度が適量と考え3年前からの状況も考慮し狭いエリア2か所にコナラを4本ずつ、クヌギはカマドの傍らに1本のみの計9本に取り付け。ちょっと意外だがクヌギはどうも1本しか存在しておらずカニ山の落葉樹はコナラ・シデがほとんどを占めている。(S&K)

トラップ設置のようす


入間・樹林の会

4月17日(日) 参加者9名

 雑木林広場でキンランの確認後、ツバキの森でナラ枯れのため伐倒した4本のシラカシを確認した。罹患していたシラカシが大径木だったこともありぽっかり樹冠があき明るくなった。今後の植生の変化をみていくために、5m四方の植生調査を行うことにし、シラカシ・エノキ・ケヤキ・ムクノキの実生とヒサカキの5種を確認した。

 ジャガの森ではニリンソウが咲き44種を、雑木林広場では34種を確認した。ウラシマソウは樹林地内でも分布が広がっている。花はキンラン・ウラシマソウ・ニリンソウ・ジュウニヒトエ・キランソウ・シャガ・アオキ・サンショウ・ツバキ・セリバヒエンソウ・キュウリグサ・エナシヒゴグサ・ヤブニンジン・ムラサキケマン・ハルジオン・ハナニラを、実はアオキ・ヤブミョウガを確認した。坂道はシラカシなどの常緑の落葉の掃除を最後に行った。

次回は5月15日(日)保全活動を予定している。 (安部)

左上からニリンソウ・キンラン・ウラシマソウ・シャガ
ジュウニヒトエ・キランソウ・アオキの雄花・サンショウの花
シラカシの新芽・タブの新芽・伐倒したシラカシの頭上ぽっかりと空いた空間、切り株前で記念撮影

3月の雑木林

入間・樹林の会

3月19日(土)晴れ 参加者7名

雨があがって、参加者で樹林地内を巡回して、今後の整備について話あった。通路整備や、ツバキの森のサネカズラ・アズマネザサ刈り、竹林の整備など分かれて活動をした。雨上がりで空気も澄んで気持ちよく活動ができた。下草刈りをしたらキツネノカミソリなどが確認できたりと成果もみえたのがよかった。ウグイスがすぐ近くでさえずっていた。花はサザンカ・ツバキ・スミレ、実はアオキ。

アズマネザサ刈り
タチツボスミレ
シラー?
通路整備

次回は4月17日(日)植生調査・保全活動を予定。(安部)


若葉3・1会 若葉の森 啓蟄・春の訪れを告げる椿

3月6日(日) 晴れ 参加者7名

●2022年2月に調布市により、第一、第二緑地内のナラ枯れ対策が施行されました。ナラ枯れの原因となるカシノナガキクイムシの樹木への侵入を防ぐため、樹皮に防虫剤が塗布されていました。活動前に参加メンバーは施工後の様子を確認しました。

●防虫剤が塗布された樹肌表面は粘性が残るため(人体への影響はないとされています)、エサキモンキツノカメムシが樹肌に付着してしまった様子。この機にじっくりと観察すると、背中にくっきりとしたハートマーク♡を確認することができました。

● 第二緑地では椿が見頃を迎えていました。緑地内には紅と白の他に「源平椿」と呼ばれる紅白混色の椿も存在します。

●第一緑地の急斜面の土留めを設置しました。斜面の流出が進み、歩行者が滑りやすいところに割竹を加工して竹塀を建て、土留めを作りました。地面に深く打ち込んだ割竹を紐で固定し、さらに端材を再利用したウッドチップで土の表面を覆っています。

●手作りの竹塀は第1緑地の景観に自然と溶け込んでいます。ぜひ探してみてください。

●土の乾燥が進む、第1緑地中央斜面の高い位置にも土留めを設置しました。使用した木材はナラ枯れ対策の一環で伐採された木の一部を再利用しています。樹齢を重ね、まっすぐに伸びた枝は広範囲にわたる土留めとなり、再び森を支えてくれます。

●クワガタの幼虫(4〜5センチくらい)を発見しました。

●第一緑地のベンチを補修しました。若葉の森では、森林散策をするみなさんが安全・快適に過ごせるよう、定期的に点検と修繕を行っています。(平澤)


カニ山の会 春の準備で大忙し

3月12日(土)晴れ 参加者15r名

本日は1月に実生樹の除伐で発生した幹枝や東樹林上段で間伐したツゲ・2月に刈り取ったササなどを搬出し中間貯留場に運ぶこと、そして上段の落ち葉かきと落ち葉だめの設置が主な作業となる。

そこで各自自主的に「枝処理と廃棄」「落ち葉かき」「落ち葉だめ設置」の3つの作業に分かれて精を出すことになった。

東樹林とその東、キャンプ場北側の3ヶ所が会の保全作業場所となっているので、月1回の作業ではなかなか手がまわらない。下草の萌芽の時季を迎えた東樹林には未だ落ち葉が厚く積もっている。

上中段域の落ち葉掻きをし、ブルーシートを使って落ち葉を集める

3月6日に臨時活動日を設け竹を搬送し下段部に落ち葉溜めの囲いを作ったが、上段にも設置するべく重い竹を運び上げ、北西部に場所を決め四隅に杭用の穴を掘ってから竹杭を打つ。半数以上の会員が昼で帰ったことも有り、枝の廃棄や落ち葉かきが少しずつ残ってしまった。竹割りや運搬はかなり重労働でボランティアにとってはきつい作業。

それでも落ち葉だめは完成し、モミジイチゴなど春の花も咲き始め気持ちの良い1日。(S&K)

予定エリアに柱杭用にポストホールディガーで穴を掘り、竹の柱を打込む
2つに割った竹で囲い、TRANSOM KNOT 結びでしっかりと!
完成した落ち葉だめに落ち葉をかき込む

若葉緑地の会 スミレが咲き、越冬蝶と出遭う

3月13日(日)晴れたり曇ったり 参加者 4名

いつものとおり緑地内と外周道路のゴミ拾いから始めるが、この冬は崖線上段「青空広場」の表土が露出し、緑がずいぶん少ない印象だ。

例年だと、オオイヌノフグリやハコベなどが、あちこちに姿を見せているはずだが。この冬が寒かったことに加えて、1月の雨量が平年の約3分の1、年初から3月末までの累計でも平年の7割弱と少雨傾向であることが、影響しているのではないか。

表土が露出した「青空広場」

崖線下段の「南広場」の林床は下草が茂って、あまり乾燥した様子は見られず、昨年とほぼ同じタイミングでスミレが咲いた。他でもよく見かけるタチツボスミレだけでなく、マルバスミレの白花が咲くのが、ここの特徴。どちらも、たいへん小形なのは、林床のため日照不足なのだろうか。

活動日の3日前、同じ場所を訪ねると、木漏れ日が林床に陽だまりをつくっていた。ようやく蕾がふくらんだスミレたちの光合成がもっと盛んになるように、指で「落葉の布団」から葉を掘り出してやる。

ふと気配で脇をみると、鮮やかな紫色が目に飛び込んできて、息を飲む。越冬中のムラサキシジミが翅(はね)を開いて、お日さまを浴びていた。

マルバスミレ
ムラサキシジミ

東側の住宅に近いシラカシが枯れていて放置すると危険なため、伐倒することに決めた。コロナ禍や活動メンバーが減ったことなどが影響し、しばらく枯損木の伐倒をやっていなかった。しっかりロープを張って倒れる方向をコントロールしながら、慎重に作業を進めた。倒した後の分解と片づけもひと仕事で、汗がにじんだ。(大村)

住宅に近い枯損木を伐倒