花の履歴書 57

ヨモギ(蓬)Artemisia princeps キク科

 最近は「摘み草」という言葉が死語になりかけ、野に摘みに行かなくても「春の七草」はスーパーに行けばパック詰めされて売られている。「よもぎ餅」も一年中売られており、季節感と香りがなくなってしまったような気がする。

 ギリシャ神話の女神のArtemis(アルテミス)の名を貰ったヨモギは餅草、艾(モグサ)、指燃草(サシモグサ、サセモグサ、)サセモ、エモギ、タレハグサ、ヤキクサ、ヤイトグサなど数えきれないほど沢山の別名で呼ばれており、これは各地で古くからさまざまな形で利用されてきたからである。

 春先の若葉は草餅や団子、天麩羅の材料として、夏には燃やして虫よけ、乾燥して葉の裏の綿毛は灸に使われてきた。また、ヨモギは地下茎を四方に広げて伸ばし、河川の土手などの崩壊を防ぐ効果もある。それだけでなく、漢方薬や民間薬として、食べる、飲む、浸ける、香りをかぐ、もぐさにするなど、万能薬として珍重され、日本ハーブの代表的な存在である。

 ヨーロッパには同属のニガヨモギやオウシュウヨモギが自生しており、どちらもハーブとして親しまれ、リキュール(アブサン)にも使われている。

戸部英貞

雑木林ボランティア講座2020 受講生募集!

募集は締め切りました。

調布に今も残る里山の風景や雑木林を、市民と市が協働で保全していくためのボランティア養成講座です。雑木林の理解と、維持管理に役立つ知識と技能を習得します。

新型コロナの影響で残念ですが第1回目の講座は中止します。2回目以降は状況によって判断いたしますのでお申込の方にはメール等で連絡します。また室内での座学もゆとりをもって座れるよう募集定員を減らしました。

  • 対象:18歳以上で野外活動ができる方
  • 受講料:1,500円(ボランティア保険500円+テキスト代1,000円)※全6回分
  • 申し込み:4月30日(木)までに「ちょうふ環境市民会議」ホームページの申し込み用フォーム、または info@chofu-kankyo-shimin.org へ
  • 問合せ:環境政策課 TEL 042−481−7086
  • 定員:申し込み順15名

講座スケジュール

  • 第1回 5月16日(土)調布の雑木林(過去と現状)佐須ふれあいの家/佐須地域
  • 第2回 6月13日(土)保全作業の実技と安全管理 佐須ふれあいの家/深大寺自然広場
  • 第3回 9月5日(土)雑木林の生態系(生き物,むし編)佐須ふれあいの家/深大寺自然広場
  • 第4回10月3日(土)雑木林の生態系(植物編)東部公民館/入間樹林
  • 第5回12月5日(土)雑木林の恵みを体験 佐須ふれあいの家/深大寺自然広場
  • 第6回1月16日(土)樹林地見学バスツアー 市内樹林地/東部公民館

※開催時間 午前10時〜午後3時(予定)
※日程等は止むを得ず変更する場合がございます。
※原則、午前は室内講義、午後は野外実習を行います。

主催:調布市
企画運営:ちょうふ環境市民会議

3月の雑木林

入間・樹林の会

3月15日(日)9:30~12:30 晴れ12度 参加者9人

 2月に引き続き、三角地奥の笹刈り、ヘデラカナリエンシス、ツルキキョウ、サネカズラの伐採、5本の竹の伐採の2手に分かれ作業した。樹林地には例年より開花が早いウラシマソウ・ヤマブキ・シャガ・ムラサキダイコンの他、コブシ・ツバキなどの花がみられた。

コブシ
シャガ
三角地奥のようす
アオキ
ウラシマソウ
竹の伐採
3月の樹木のようす

若葉緑地の会 淡雪とキンラン

マルバスミレ
タチツボスミレ。マルバスミレと隣り合って咲いている。
枯れ残った昨シーズンの茎の間に頭を出したキンラン。
3月29日に降った雪の中、緑がみずみずしい。

 3月8日の定例化活動日は雨天のため作業中止。3月も暖かい日が続いた。府中の観測記録によると、3月に一日の平均気温が10℃を超えるのは、平年値では月末の2日のみ。ところが今年は29日までに15日もあった。若葉町3丁目第3緑地でも、春の歩みが加速。「青空広場」のタチツボスミレは例年より1週間は早く花盛りになった。昨年、同緑地内で初めて確認したマルバスミは、環境市民会議会員のアドバイスによる保護策が功を奏し、個体数が数倍に増えた。小型の白花がとても可憐。

 28日、若葉町の各緑地でキンランの地上茎が早くも出現しているのを確認。2018年も4月1日に地上茎を見つけ、4月8日に最初の開花を記録している。この分では4月中旬に咲き揃うのではないか。キンランは「黄金週間が見ごろ」と説明してきたのを訂正する必要がありそうだ。

 翌29日、時季外れの積雪。キンランは大丈夫かと緑地に「雪見舞い」。淡雪を背景
に、キンランの茎の緑が、かえって鮮やかさを増したように見えた。

(大村)


若葉の森3・1会 キンランの開花の準備

3月1日(日)晴 参加者8名+体験参加親子2名

第2緑地では、アズマネザサ、オカメザサ刈りを行った。4月のキンラン、ギンラン
の開花の準備。

ササ刈り、キンランの開花の準備

第1緑地では、崖上に土留め横木1本追加。園外保育の野外活動フィールド活用と両立する斜面流土対策

崖上に土留め横木1本追加。

第2緑地の滑りやすい通路の階段補修・追加。

(NOK)

滑りやすい通路の階段補修・追加

カニ山の会 新たなリーダーで

3月14日(土)雨のため作業は中止 急なメールにもかかわらず集まれた6人で今後の作業についての話し合いをした。長年リーダーをつとめてきた方の都合もあり2020年度から役割分担として2人のリーダーが交代して進めていくこととなった。

(鍛治)

早くもキンランの芽

芽を出したキンラン

本日(3月28日)、若葉町で、キンランの地上茎が早くも頭を出しているのを確認しました。

昨シーズンの大きめの株はこの冬を越えて枯れ残っていて、その根元に緑色が鮮やかな新しい茎が5~10㎝ほど地上に出てきています。

ここ数年、4月上旬に同じ状態を確認していますが、今年は少なくとも1週間は早いようです。

このままでは4月中旬にも開花するかもしれません。
ただ、明朝(29日)は降雪があるとの予報。
暖冬で早めに顔をだしてしまったキンランが凍死してしまわないか、心配です。

(大村哲夫)

2月の雑木林

落ち葉かきと下枝の伐採

カニ山落ち葉だめ
カニ山下枝廃棄

カニ山
2月8日(土)晴れ 参加者12名

初参加の方が二人、会が少し若返ったようで楽しく作業。東樹林斜面の落ち葉かきと下枝の伐採・伐採枝の処理。廃棄場所が遠いがグリーンバック山盛り6個を運ぶ。公園課と相談しなんとかうまい仕組みを作りたい。


竹柵の修理

竹柵補修
土留樹木6本埋め込む
階段一段追加

若葉の森3.1会
2月2日(日)快晴 参加者8名

遠くに雪の富士山。第1緑地では、壊れた竹柵の修理。崖上の流土対策の土留め横木6本。中央階段は、段差大の箇所に半分だけ一段追加、杭のゆるみ・抜けの補修。隣地住宅直前の土砂止めに溜まった落葉と土砂を排出。第2緑地では、通路脇のササ刈り。ツバキに紅白の花。


2月の活動から

通行するクルマに注意しながら作業
草刈りを終えて掃除中
ヤブツバキ

若葉緑地の会
活動日:2月9日(日)晴れ 参加者5名

 朝の最低気温はマイナス0.7度(府中)。2月5日から最低気温が零下の日が続き、暖冬傾向の中では冬らしい日。若葉町の各緑地ではヤブツバキがたくさん開花。

 作業は第3緑地外周の坂道「大坂」の草刈りに集中。もともと道幅が狭く、草が道端に被さると有効幅がもっと狭くなって通行に危険。

 数年前の夏、境の柵も見えないほど低木や草が茂ったので、緑と公園課に刈り取りをお願いしたことがあったが、今回は冬のうちに自前で作業することにした。作業者の一人がクルマの監視役となって安全を確保した。


ヘデラカナリエンシス伐採作業

八重ツバキ
ヘデラカナリエンシス伐採作業
伐採したヘデラカナリエンシス

入間樹林
2020年2月16日(日)9:30~12:00 雨9.6度 参加者8人

雨の中、民家から侵入してきたヘデラカナリエンシス、ツルキキョウ、サネカズラの伐採を行った。雨具の用意が不十分だったメンバーは「雨対策」や滑り止め付き軍手の必要だったと感想があった。多品種のツバキが咲いていた。