10月の雑木林

カニ山の会 今月の作業は盛りだくさん

10月8日(土)晴れ 参加者11名

10月を迎え、今日を入れて年内の定期活動日は残り3日、今日中に東樹林東の民家隣接エリアの整備作業を仕上げる事にしました。先月やり残した斜面下部はツツジ、ヤマブキ、ササ、その他実生稚樹、株立ちの立木が生い茂っています。残すと決めた樹種以外の実生木などを思い切って刈払いました。

伐採株から複数根立ちし、混みあっている樹は、選択して樹幹を間引きしました。民家脇は特に明るくなるように。

緑と公園課から危険木の指摘があった腐朽木(ツバキ)も伐採。昼食を挟んで、上段民家傍のイヌシデとセンダンの伐採に掛かりました。伐採した樹幹・太枝は土留め材に、小枝は粗朶垣の材料にするので現場保存とし、枝葉・ササは廃棄場に搬出し草原性の刈草は山積み放置しました。

前回から使用を始めた2輪車で伐採枝葉の運び出し。

民家前のセンダンを2本伐る予定でしたが、景観が変わり過ぎるのではとの意見も出て1本のみ伐採。もう1本はしばらく様子をみる事にしました。

中央の大きなセンダンが伐採され民家からの見通しも多少良くなったはず。伐採した丸太は環境フェアで丸太切りイベントに使用しました。

センダンのつややかな緑の実とガマズミの赤い実

10月29日(土)晴れ 臨時作業参加者9名

東樹林の西端斜面が年々道側に崩れてきています。今回は思い切って臨時作業として斜面整備を始め、11月の定例作業日に繋げていくことにしました。

リーダーの準備したイメージ図に沿って土留め作業開始

今日はいつもより1時間早い9時からの作業で頑張った面々。階段と間違えられないよう段の間にジャノヒゲを植えました。今後は更に土留め用植栽をほどこす予定。

☆直近9/28までのカシナガトラップによる捕獲状況は、引き続き(前回より1ヶ月間)飛翔は小康状態。2、3の例外を除き根元にフラスが積もる様な状況が見られないため目視では穿入状況を判別しにくいのですが、とりあえず10/19深大寺自然広場東域のブナ科のナラ枯れ罹災状況を会員3人でチェック。今後の市の剪定作業の折に判断材料としたい。
その後10/26のトラップチェックで一旦区切りをつけ、再度変化が見られるまで調査はお休みとしました。(S&K)


若葉緑地の会 大坂の大仕事

10月9日(日)曇り 参加者4名

 当会のフィールドである若葉町3丁目第3緑地の北側を画しているのが、国分寺崖線を越す坂道「大坂」。

狛江方面と江戸・新宿を結んできた古くからの主要流通路だが、小型車がやっとすれ違える幅しかない。第3緑地側の路肩に笹が茂り、列をなすシラカシの巨樹の落葉が降り積もると、ただでさえ狭い道がより狭まる。ここをクルマでよく通る方から「危険なので路肩の笹刈りを」との要望が先日寄せられた。

 昨年はまだ暑い頃にこの作業を複数回やって、ひどく消耗した。そのため、先月の活動に参加された緑と公園課担当者に対して、大坂の笹刈りを市民ボランティアではなく、来年度は市が担当する作業とすることを要望したばかりだった。

 この日は、全長150mほどの坂道のうち100m弱の路肩の笹やクズを刈り、坂下の緑地入口付近ではアスファルトに張り付いた土もできるだけ除去した。この作業が一番ハードで、息が切れる。

路肩の笹など刈取前の大坂下部
路肩の笹など刈取後の大坂下部 刈取った部分は色の濃い土が露出している。
第3緑地入口付近では路面に貼り付いた土も除去した。

笹刈り作業の終わった大坂を坂下から眺めると、道路(市道)と緑地の境界部に生育するシラカシの巨樹が、道路幅いっぱいに多い被さっていることに、改めて気づかされる。こんな状況下で安全な道路の維持と緑地の保全を両立させる作業は大仕事であり、市民ボランティアの手には余る。やはり両者の管理者を兼ねる調布市にやってほしい。

路肩の笹などを刈った後の大坂。

 30株ほどが密集して生育する、サガミラン(ラン科シュンラン属 絶滅危惧種)の群落を見つけた。初夏に出現した株がいったん姿を消したのと、ほぼ同じ場所に再び現れ、撮影時点の10月30日には、すでに花は終わっており、紡錘形の果実が林立するように見える。おそらく10月初めころには花が咲いていただろうが、気づかなかった。(大村)

サガミランの群落

入間・樹林の会

10月16日(日)曇り 気温22度

根本講師を迎えて植生調査を9人で行った。ツバキの森のシラカシ伐採後の植生調査を増やしたので3か所、方形枠4か所で作業ができずに終わった。雑木林広場のクヌギには8月にスズメバチが樹液を吸いに集まっていたが、コクワガタのメスが逃げもせずにいた。

その後、飛び回っているスズメバチ1匹いたので注意をしながら調査した。雑木林広場33種、シャガの広場45種、ツバキの森26種を確認した。やはり秋のせいか、ムラサキシキブ、ヤブミョウガ、アオキ、マンリョウ、センリョウ、ガマズミ、チヂミザサ、マユミ、ヨウシュヤマゴボウと実がたくさん見られた。特にガマズミの実にはいつもの赤い実の他にへんな実がついていてみんなで不思議がったがのちに根本さんが調べて「ガマズミミケフシタマバエ」の虫こぶと判明。プチ違いは、アカメガシワとイイギリを。何度みてもなかなか違いが覚えられない。林内にクズが繁茂しているので次回11月17日(日)はクズバスターを行う予定。(安部)

コクワガタメスがクヌギの幹に

カマキリが帽子に乗って威嚇している

チヂミザサ実

ムラサキシキブの実

ヨウシュヤマゴボウの実

ガマズミの虫こぶ

キノコツチグリ


若葉3・1会 長雨。秋はもうすぐ

10月2日(日)晴れ時々曇り 参加者7名

●第一緑地の斜面地は、2020年12月の大木の伐採後すっかり日当たりがよくなり、夏の間に茂っていた草はほとんど枯れていました。この1か月間は雨が多く、多くの土がこの斜面を流れ落ちてきていたようです。

●第一緑地の六別坂下の入り口に設置した土留めに、泥が大量に堆積しています。湿って重くなった泥を掘り起こして斜面の上部に運び、コンポスト柵内に蒔く作業を行いました。

●第二緑地の再開発される隣地との境に、キンランの株が77株もあります。すべてに番号を付けて目印を立てました。この辺りは開発工事の際に掘らないように業者に依頼していますが、金網の向こう側にあるキンランを掘り起こしてこちらの雑木林側に移植することも検討しています。

●六別坂の落ち葉かき。シラカシ、ケヤキ、イヌシデの葉の他に、土も雨で多く流れ出ていました。今月は、ドングリはまだ少ししか落ちていなかったので、来月あたりでしょうか。

●溶剤(カシナガブロック)が塗られ、カシナガトラップが設置されたシラカシ。ナラ枯れの被害木の伐採や撤去には、多くの作業費・人件費がかかるようです。それらの費用を発生させないためにも、ナラ枯れ被害が深刻になる前にわたしたちで出来る手当をして、伐採を防ぐことが大事だと思いました。(内堀)

9月の雑木林

若葉緑地の会 晩夏の森の彩り

9月11日(日) 晴れ 参加者5名

朝7時には21℃だったが、お昼頃には28℃に。それでも、さすがに酷暑は一段落。作業は、緑地内と外周道路のゴミ清掃のあと、夏の間に茂りすぎた崖線下入り口辺りの草をキレイに刈った。

この日は、緑と公園課の神(じん)さんが作業を手伝いに来てくださった。それに感謝しつつ、翌週平日に予定されていたウォークスルー(緑と公園課の担当職員とボランティア団体代表が緑地を共に歩きながら課題等をチェックする)を前倒しして実施した(大村が翌週平日に時間がとれなかったため)。

桜の老大木4本から枯損枝が落下する危険があるため、立入禁止にしている「桜広場」の状況、大阪(市道)と緑地との境に笹などが茂り、腐葉土が路肩を覆って道幅が狭くなっている状態などを点検した。前者については、早期の伐採が必要であることを確認。後者については、ボランティアによる昨年の作業経験を踏まえて、委託業者等による、定期的な刈り取り作業を検討してもらうことにした。

クサギの花

晩夏の森では、クサギが盛大に花をつけ、アゲハチョウを呼んでいた。お彼岸には例年通りヒガンバナが咲いたが、今年は白花を見なかった。下旬にはサンショウの実が赤く熟した。中国料理の花椒(ホアジャオ)はこの赤い実からつくる。

ヒガンバナ
サンショウの実
倒れたコナラ枯損木

上陸時の中心気圧が記録的に低く、被害が心配された台風14号は、上陸後に急速に衰えたこともあって、関東では強風の被害はあまり出なかった。第3緑地の桜の古木も無事だったが、第1緑地では、高さ5mほどのコナラ枯損木(幹のみ)が根本から倒れた。元は樹高18m、胸高直径55㎝の大木だったが、2018年10月1日、台風24号で幹が折れ,落下した大枝が辺り一面を塞いだ。

それから4年。今回の台風14号では9月19日~20日、府中で最大瞬間風速20m弱を記録したものの、大木が倒れるほどの風ではなかった。しかし、倒れた幹の根は黒く腐ったように見え、短く切断されていた。2020年以後、カシナガキクイムシが幹に入ったこと(ナラ枯れ)が影響した可能性も。

枯損木は中途半端に残さず、地際で伐り倒す処分をすべきと反省した。今回のコナラは崖線斜面の際にあったので、太い幹が斜面を転がり落ちて、下の住宅地に達する恐れもあった。(大村)


入間・樹林の会

9月17日(土) 曇り 気温28.6度、湿度66.3% 参加者4名

4人で、①駐車場に張り出ていたクサギなどの枝を樹林地側からも伐採、②雑木林広場上側のアズマネザサ刈り、③トラップの作成と取り付け・取り換えなどをそれぞれ分かれて活動しました。特に、入口のご神木のシラカシは8月にカシノナガキクイムシのフラスがでていたためラップを巻いたのですが、大きく穴を開いて更にフラスがでています。他にもツバキの森のクヌギの大木2本にもフラスがでていたので、その3本に新たにトラップを取り付けました。トラップには、またクワガタ・カナブンなどが入っていました。カシナガブロックを塗布したシラカシは効果があるのか、トラップにはカシナガキクイムシが入ってはいませんでした。

雑木林広場に面したクヌギにスズメバチが樹液を吸いにきていて、通路を通る人を威嚇しにきます。午後からの雑木林ボランティア講座生のためにも通路整備をして、立ち入り禁止のマーキングテープを大きく張り注意喚起することにしました。巣がどこにあるかわからないので、注意して夫々作業しました。台風14号が来る3連休でもあり、市民への注意喚起をどうしようか、張り紙も必要なので準備を連休中に行いました。
民家近くのマテバシイの広場と三角地の下草刈りについて状況を確認して市へ依頼することにしました。

午後からは、ボランティア講座受講生に樹林地内を案内して、ツバキの森での植生調査を一緒に行いました。ナラ枯れのシラカシを伐倒した後には、ヒヨドリジョウゴをはじめとしてアカメガシワなどの陽性植物が生えてきて25種類を観察できました。これからが楽しみのゾーンとなっています。
(安部)

駐車場側枝伐採様子

枝伐採後のすっきりした駐車場横の樹林地
下草刈りの様子

新たにトラップの取り付けをフラスのでたクヌギに

樹林地入口のシラカシのカシナガキクイムシの開けた穴

スズメバチが樹液を吸いに

ヒヨドリジョウゴの花

ヨウシュヤマゴボウ

クサギの花と実

雑木林ボランティア講座生が樹高を測る


若葉3・1会 夏の緑の森

9月4日(日)くもり時々晴れ 参加者7名

●活動がお休みだった8月の間に、これまで「中央裸地」と呼んでいた第一緑地の斜面地に、さまざまな草木が大きく成長していました。日当たりもよく、気持ちのよい緑の森となりました。住宅との境界地や通路に埋め尽くすように生い茂った草木は、剪定していきます。

●現在、第一緑地・第二緑地のシラカシ、コナラ、クヌギの幹に「カシナガトラップ」を合計90個設置しています。ナラ枯れ被害木の伐採、保護シートやトラップの設置を地道に行ってきた成果か、今年に入ってから新たに枯れ始めた木は0本となっています。

●第二緑地の斜面の階段をリニューアル。横木、杭につかった材木は、近隣の学校から譲り受けたものです。横木と杭をかすがいで止め、補強して仕上げました。

●大坂から第二緑地への入り口はアズマネザサが生い茂り、通路が見えず歩きにくい状態になっていました。アズマネザサを刈り取り、人が安全に歩けるようにしました。

●キノコ、シラカシの若い緑のドングリ、木の幹に生えたキノコ、アメリカセンダングサ、オトコエシ、ヨウシュヤマゴボウ、ツユクサ、ヤブミョウガ、ヤブラン。

(内堀)


カニ山の会 ひたすら草刈り

9月10日(土) 晴れ 参加者8名

 今月の定例作業は、年内の活動日を逆算し東樹林東エリア(北側・西側が住宅に隣接)としました。
 先月のカニ山巡回のおり、「①最も上部(北)のセンダンは2本とも伐採した方が良い。②西側は東樹林と接しているが接近し過ぎているので刈りこんだ方が良い。」などの声がありましたが、通常の草刈り作業を進めつつ状況を見て出来る事からやっていく事にしました。

 北側民家に接する部分は最初に草刈り。春先にフキノトウが顔を出す場所なので女性陣は楽しみにしている所。(左写真 草刈り前。右は草刈り後)

東側民家に接するエリア脇1~2mを丁寧に草刈り。だいぶすっきりしました。(左写真 草刈り前。右は草刈り後)

 草は山積み放置することにしましたが、ササは腐敗が遅いので、剪定枝と同じく北駐車場脇の廃棄場に搬出、廃棄。(支給頂いた2輪台車初仕事。フゴ2個搭載は楽に出来るし2輪の安定効果はあるが、重いのと回転半径が大きくなることがデメリットか。)

 斜面下部や実生幼木の除伐が残りましたが。上部センダン大木の除伐も含めて、次回作業は様子を見て決めることにします。

アオツヅラフジの青い実は秋の気配
ヤブランはあちこちで可愛い花を咲かせている

 9/7までのカシナガトラップによる捕獲状況は、この1ヶ月で1300頭でした。引き続き集団飛翔は小康状態です。穿孔(フラス)活動は進んでいる筈なのですが、いくつかの例外を除き穿入孔にフラスが盛り上がったり、根元にフラスが積もる様なカシナガの穿入特有の目印が今季はどういうわけか見られません。雨とか湿気が影響してるだけとは思えない罹災3期目の変わり様のひとつです。

10月始めまでに臨時で、深大寺自然広場東域(引きずり坂以東)のブナ科のナラ枯れ罹災状況調査を実施の予定ですが、フラスで判別し難い中どう罹災状況を判別するか悩ましいです。

 アメリカセンダングサ キャンプ場かまど付近のトラップ点検をしているとき(9/14)に見つけました。調布で見かけるのはコセンダングサが多いので久しぶりの出会い。黄色い筒状花のまわりに苞(ホウ)という葉のような物が目立ちます。

 9/26(月) 緑と公園課職員と都合のついた会員8名でカニ山を視察しながら意見交換。
 ナラ枯れ状況、伐採枝などの廃棄や、カニ山あちこちの土砂流れ、民家に隣接する大木の枝の伐採など、職員への質問を交えながら会員各自の考えを話し、行政担当者との交流ができました。今後はボランティアが緑環境の保全に関わる意味や価値などもお互いに尊重しながら良い方向へすすめていけたらと思いました。 (S&K)

8月の雑木林

カニ山の会 活動の進め方について意見交換

8月20日(土)晴れ 参加者9名

 定例活動日の第2土曜が雨だったため1週遅れての活動日を設定。暑さのため重労働は難しいので軽作業(伐採木で作った杭の移動)とカニ山の現状を確認した後、今後の方針、行政との関係などについて話し合いをすることとした。

●最初に杭の移動。これはキャンプ場北東の皆伐地の地主さんから伐採枝を譲り受けた材で作った物で60~70cmの杭材だけで100本ほど、また土留め材もかなりの本数で全員で30分以上かけて東樹林内の端まで運搬。

 次は当会の作業エリアを中心としカニ山の現状を確認。

●写真右側の通路は崖線を登って来る切り通し状の昔みち、奥に見える階段を上がるとカニ山の東樹林に入る。切り通しの法面が通路側に崩れ、どこからでも樹林内に入れる状態。搬入した材料で土留め垣を作り、植栽や粗朶垣でこの斜面を整備しようと思う。

●6月7月に草刈りをしたエリアで「刈草の山積み放置方式」を試しているが、刈草容積の半減が進んでいる。場所を適正に設定すれば、この方式でも良いかも知れない。

その他、東樹林南の民地境界高木(ナラ枯れ罹災樹含む)の状況や、東樹林内通路が土流れで谷側に崩れかけている状況、崖際のオカメザサが業者によって刈りこまれ斜面で遊ぶ子らの通路になってしまっていること、ナラ枯れ等で伐採した市内樹木の補植用苗床をキャンプ場北エリアに作ると想定した時の広さ・陽当りなどを見て回った。 

●その後はキャンプ場カマド前で円陣になっての話し合い。

●話し合いの場に現れた幼虫。なんのスズメガかな?

 行政の方針や目的が分かりにくい・大きな方針は行政に従って会としての活動は無理なく自分たちでできることだけで良いのではないか・植樹用苗床作りについて・東樹林通路の補修はどうすべきか・薪炭林に捉われない発想も必要じゃないか・若い人達始め多くの市民に関心を持ってもらうには、など日頃の思いなどを様々に出し合った。

 上記に関してはすぐに結論を出せることでは無いが、境界コナラのナラ枯れの措置、樹林内の土流れによる路肩崩れ等、公共の安全を考え市としの検分を要請中だが、まだ対応してもらえていない。

 その他、8/20までのカシナガトラップによる捕獲状況は45,000頭に達するが、現状ではカシノナガキクイムシの集団飛翔は小康状態、反対に穿孔(フラス)活動が盛んで穿入罹災木が急増している。キャンプ場水道下の広場でカシ類の被災が出現している事、罹患生存木への再突入が起こっている事が今季の特徴。これらのデータをまとめるため、会員の協力を募り臨時調査日を設ける予定。(S&K)


入間・樹林の会

8月21日(日)曇り 気温27.6度、湿度76% 参加者13名

今年も市民活動支援センターからの夏のボランティアの中学生1人、高校生2人が参加してくれました。他にもセンター職員、緑と公園課職員1人と植生調査の講師と総勢13人と久しぶりの大人数でした。地域福祉センター会議室で、自己紹介、会の説明と今日の作業について説明しました。準備体操後、道具(アズマネザサ刈り用の鎌や蚊取線香、竹ぼうき、剪定ばさみ等)の準備をし樹林地へ移動しました。

はじめに、樹林地内の4つのゾーンを巡回しました。ツバキの森では、ナラ枯れとそのトラップを説明し罹患木の伐採後に樹冠がぽっかり開いたので空を見上げて確認しました。そこから陽が入りアカメガシワやシラカシの実生がいっぱい生えてきています。マテバシイ広場はまだまだ暗い状態ですが経緯を説明しました。雑木林広場で通路下側の植生調査を全員で行い、3人の学生はメンバーとアズマネザサ刈りを刈り方を教えてもらい作業しました。その後は率先して坂道清掃の落ち葉はきをしてくれました。残りのメンバーで方形枠と植生調査を、トラップの取り換えも行いました。

最後に集合写真をとり感想をききました。「身近にこんな自然があることを初めて知った。雑木林保全に色々な作業があることを知り笹刈りの作業が楽しかった、キツネノカミソリなどの花をみれてよかった」との感想がよせられました。崖線樹林地や自然に関心をもってもらえ、将来保全活動への参加に期待します。(安部)

植生調査を全員で

キツネノカミソリがかわいい

ヤブラン

ヤブミョウガとミョウガのプチ違いの説明をうける

トラップにはいったタマムシなど

集合写真

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若葉の森3・1会と若葉緑地の会は8月の活動はお休みです。

7月の雑木林

カニ山の会 暑さとの闘い

7月9日(土)晴れ 参加者10名

 今月は定例活動及び臨時活動として、樹林内の土留め対策(東樹林下段通路西側の改修)を予定していたが会としての能力、安全を考え保留にすることにし、公共安全の観点から自治体の仕事ではないか市に確認して貰ったのち、相談して行きたいと思う。

 そこで今日の定例作業はカニ山キャンプ場北エリアの草刈り。裸地化した通路に面したエリアの草地西端にキンミズヒキの群生がある他、アザミ、ヤブミョウガなど其々に気になる草を刈り残し、昆虫の生息域を早く回復するため根上2~3cm位で刈払うことにした。

キンミズヒキを始め草が繁茂する6/28のキャンプ場北側のようす

 木陰もあるし風も通る気持ちの良い場所とは言え、かなりの蒸し暑さのため水分補給に気を付けながらの作業。昼食のあとは早めに終了することにし刈り取った草は熊手、フゴで収集しエリア北東の一角に先月同様、山積みにして置いた。

 先月刈り取った山積みの草は異常高温の天気続きで乾燥が進み、容積で半分ほどになっている。天地返しなどひと手間を掛けるといいのだが、今回はこのまま放置し経過を見て行く。

先月同様、刈り取った草を山積み
ノカンゾウが咲いていた

 4/30のカシナガトラップの設置以来、洗剤を交換するだけの活動が続いていた。5月末、カニ山南緩斜面で出現の動きが捕獲数に現れるようになり6/10には、西斜面上部、東樹林のポイントでも急に数が増え、6月末の累計捕獲数が一気に3万頭に達する勢いで増大、7月に入っての一週間で1万4千頭増、7/6で4万頭をカウントした。
チェックとメンテナンスは当分続けていく予定。(S&K)

トラップチェックの7/20 満開のヤマユリが!

入間・樹林の会

7月16日(土)曇りのち雨 参加者2名

気温24度、湿度80%と蒸し暑くお天気が悪いこともあり参加者は2人。8月に夏ボランティア3人が参加予定のため通路整備とトラップの確認を行った。はじめに新左衛門坂の駐車場横のトレンチの周りと入口にたまった落ち葉を除去した。落ち葉をかくとみみずが多数あらわれた。かわいそうだがシラカシのそばや柵内に移動した。

入口の落ち葉を清掃

樹林地内を巡回後、トラップを確認。3本の木にカシナガキクイムシがトラップにはいっていた。

トラップの取り換え

トラップにはカシナガキクイムシの他、タマムシやキマワリ?が捕まっていた。

花は、マンリョウ、ヤブミョウガ。実はムラサキシキブ、キンラン。

マンリョウの花がかわいい
ヤブミョウガの花はこれからが見頃

坂の向こう側の斜面では、ヤマユリが見頃だった。

植生調査は講師の都合で次回8月21日(日)に延期した。(安部)


若葉の森3・1会  ⾬後の森の様⼦

7⽉3⽇(⽇) 雨のち晴れ 参加者7名

●6月最終週の暴風雨に見舞われた若葉の森は、コナラの大枝が折れて、第2緑地の歩道付近に落下していました。約4mほどの枝をノコギリで分断し、撤去をしました。折れてしまった枝は枯れが進んで 中身がスカスカの状態でした。

●第2緑地のコナラの根元に近くにフラスが発生している様子。防虫剤「カシナガブロック」が塗布さ れた部分からもカシナガが侵入した穴が複数確認できました。

●第2緑地の住宅との境界に生い茂ったヌルデ、タケニグサやアカメガシワ等を伐採・剪定しました。歩道の見通しが開けて、日当たりが良くなりました。

●ムラサキシジミを発見!一見、枯葉と見間違うような地味な見た目ですが、羽ばたくときに紫色の 綺麗な翅が確認できました。(残念ながら開いた紫の羽は撮影できず)

●第1緑地と第2緑地をつなぐ斜面に咲いたヤマユリの様子。活動日は蕾が膨らんで開花間近の状態 でしたが、2日後の7月5日に開花しました。(写真左:7月8日追加撮影)平澤

若葉緑地の会 不順な夏の始まり

7月10日(日)晴れ 参加者5名

 この日の最高気温は31.5℃で平年値より2℃ほど高い。7月5日から30℃超えの真夏日が続いていたが、連日35℃以上の猛暑日だった6月下旬に比べると、しのぎやすい感じがした。

6月から7月の気温変化をグラフで見ると、この夏の始まりがどんなに異様だったのか、よく分かる。気象庁は異例に早い猛暑の襲来に驚いたのか、6月27日、平年より22日早い梅雨明けを宣言(関東地方)。しかし、7月中旬には30℃以下で梅雨末期のような雨量の多い日が続いて、TVの気象キャスターたちを困惑させた。

前月の記事で、猛暑にもかかわらずセミが鳴いていない、6月末の樹林に違和感を持ったことに触れた。7月10日の活動日にも、まだセミたちの声は聞こえていなかった。ネット上でも「セミの鳴かない夏」が話題に。しかし、セミの羽化には気温上昇だけでなく雨量も必要であり、7月中旬のまとまった雨が羽化をうながしたので、結果的にセミの初鳴きは例年とほぼ変わらなかった。「若葉の森」でも20日過ぎにはセミが鳴いた。あまりに早い猛暑の訪れが、「夏なのにセミが鳴かない」という誤解を生じさせたのだ。

サガミランの大きな群落が2か所出現した。昨年の生育地点のすぐ近くだ。

光合成をする葉を持たず、地下の菌類から栄養をもらって生活する菌従属栄養植物。東京都では準絶滅危惧種とされている。

サガミラン

前号で桜(ソメイヨシノとしたが、ただしくは八重桜の「関山」)の大枝が6月下旬の強風で落下したことを書いた。その木はまだ伐倒処分されていない。夏に入って昆虫採集に訪れる親子連れが多くなっているので、桜の老木が複数ある「桜広場」入口にロープを張って「立入禁止」とすることにした。「緑と公園課」には現状を報告して「立入禁止」処置に同意を得るとともに、早期の伐倒処分をお願いした。

桜広場を立入禁止に

いつもと同じように周辺道路の落葉掃き・清掃をするうちに、緑地を散歩中の家族連れに出遭い、「もりのちず」を渡して緑地やボランティア活動について説明した。熱心に聴いていただき、何と15分後には60代と20代の親子お二人が複層を整えて現われ、早速参加してくださった。最近、近所に転居してこられ、国分寺崖線樹林に関心をもたれていたとのこと。8月は活動が休みであることを伝え、9月からの参加をお願いした。(大村)