8月の雑木林

カニ山の会 今年のナラ枯れはいよいよ深刻

8月14日(土) 雨 参加者5名

8/9にカニ山の状況を下見しナラ枯れ木の調査を予定したが、かなりの雨のため調査は中止としカニ山全体の罹災状況を観察した。

  1. .昨年はキャンプ場の裸地周辺の樹が中心だったが その南、林床がササの南斜面のコナラ林に拡がり、多くのコナラの葉が赤茶色に枯れている。(1か月前と一変)
  2. 東樹林(カニ山の会の作業エリアでも枯れを3本確認(昨年は1本)
  3. 北側ゲート付近、ひきずり坂崖上の2本のコナラ古木・大木の葉が枯れ始めている。
  4. 野草園付近、園の東崖線のコナラ枯れ。谷を挟んだ西崖線の上方、及び神代農場内の東崖線にも枯れが見える。

野草園の係員の方が、今回のナラ枯れ状況を調べているのか、フラスの出ている樹には黄色のテープでマークしている様だが、マークされていない樹もありこれについては市に確認してみることとした。

カニ山会員へ

カシノナガキクイムシ雌雄1ペアーは、1つの穿孔の坑道のなかで20~50匹の子供を育てます。性比半々としても10~25対のペアーが翌年穿入孔から脱出し、それぞれ新しい坑道で更に10~25対の子孫を育てます。行政は、成虫が脱出する前に、たまたま枯死に至った樹を伐採し焼却処分していますが、伐採能力的にも財政的にも、とてもこのネズミ算的な拡大に追い付くはずがありません。

そこでカニ山の会としては、カシナガの穿入孔を爪楊枝で塞ぐ方法を採ろうと思います。カシナガ家族の掘る坑道の長さは2~3mといわれます。根元に積もるフラスを見れば頷けます。翌年の脱出を妨げるだけでも彼らの繁殖を失敗させ、ひいては病原菌(ナラ菌)の蔓延を防げるはずです。

ナラ枯れ調査マップ

8月22日(日) 晴れ 参加者6名

予定通りナラ枯れの実態調査と、爪楊枝打ち込みによるカシナガ退治を実施した。爪楊枝を刺す人、小さな金づちで打ち込む人、罹災木をチェックし記録する人、分担して合計1339ヶ所の穿入孔を爪楊枝で塞いだ。翌日会員の1人が再度チェックし更に205ヶ所を塞ぎ東樹林の罹災木は20本となった。 (S&K)

罹災木の確認

8月の雨量は全国的に記録的なものとなったが、カニ山広場でも湧き水が見られた。


入間・樹林の会

8月21日(土)晴れ 参加者13名

夏のボランティア4人(大学生1人、中学生3人)と市民活動支援センターの職員の5人とメンバー8人の13人で雑木林広場のアズマネザサ刈りを行った。林内巡回では繁茂した草をかき分けて歩くと「身近にこんな自然があるのか」と驚いていた。剪定バサミやノコギリで竹を切ったり、ノコギリ鎌を使ってのアズマネザサ刈りは4人とも初めての体験であった。怪我をしないように注意をしながらメンバーが1対1で付き添い笹刈りを行った。蒸し暑い日だったので30分毎に水分補給を行いながらの作業だったが、笹刈り後の達成感を感じたようだ。カナヘビの子どもやカマキリの抜け殻、ミスジマイマイ、キチョウ、カラスアゲハに出会ったりと自然を体感していた。早めに切り上げ鎌やハサミの手入れも全員で行った。学生たちは初めての笹刈りなどの体験は楽しかったとの感想だった。

剪定バサミを使って交代で竹切りを
アズマネザサ刈りを行う学生ボランティア
笹刈りの成果
道具の後片づけ

1丁目樹林地では初めてのナラ枯れの木がツバキの森のシラカシの大木で、上部の葉が茶色くなり、根本にはフラスが落ちていた。キツネノカミソリ、ヤブミョウガ、ヤブラン、ツユクサ、クサギ、ミズヒキ、ハエドクソウの花、ガマズミ、ムラサキシキブ、センリョウ、ヤブミョウガの実を確認した。(安部)

シラカシの「ナラ枯れ」
キツネノカミソリ
クサギ