6月の雑木林

入間・樹林の会

6月20日(日) 曇り時々晴れ 参加者8名

はじめに10年ぶりの参加者と2人の看護学生のボランティア8人で林内巡回をし、シャガの広場でも1か月の間に背丈を伸ばし通路を覆うほどで、植物の生命力には驚かされる。三角地入口からも道路が見通せないほど下草が繁茂していたが、昨年に引き続いてのボランティアの参加で作業がはかどった。道路側の民家横ではコウゾ、クワやクサギの枝の伐採を、樹林側では、アズマネザサ、枯れた草などの草刈を行った。

陽があたる場所のアズマネザサはしっかりと地面から生えていて、のこぎり鎌が役立った。蒸し暑かったので水分補給を3回とり作業を続けた。

作業前の繁茂した様子
ボランティア2人が草刈を
草刈り作業
全員集合
終了後の道具の手入れ

2人のボランティアはカタツムリ、トカゲやカミキリムシ、カマキリの子どもなどを見つけて楽しんでいた。花はヤブミョウガ、トキワツユクサ、ツユクサ、センリョウ、アカメガシワ、ホソバタイサンボクが咲いていた。(安部)

雨上がりだったのでカタツムリがあちこちに
ヤブミョウガの花が

若葉緑地の会 梅雨入り宣言前日の作業

5月13日(日) 曇り 参加者4名

正午の気温は27℃と炎暑ではないが、蒸し暑い日。翌14日に関東地方もようやく「梅雨入り」宣言。ここ10年で最も遅い記録だそうです。

作業は、第3緑地西側に接する「大坂」の路肩に伸びた笹や小高木などの刈り取り。道幅が狭くなって、歩行者や自転車に危険が及ぶのを防ぐのが目的。5月にやり残した部分を処理しました。

大坂の路肩の笹刈り

若葉町の国分寺崖線には、この「大坂」より西側に「六別坂」「鉄砲坂」という2本の坂道があります。そのうち鉄砲坂は、私たち市民団体の活動範囲に入っていません。しかし、隣接する若葉町3丁目第4緑地(ここも活動範囲外)からの落葉が急な石段に降り積もり、特に雨の日は滑りやすくなって歩きにくいのです。

ご近所のYさん(若葉の森3・1会の旧メンバー)がいつもこの坂道の清掃をしてくださっていましたが、昨年急逝されました。それ以後、Yさんのお連れ合いが気にかけてくださっていますが、以前のようには掃除が行き届きません。そこで、坂道が接するマンションにお住まいの方とも相談して、落葉掃きをすることにしました。13日はとりあえず大村が独りで作業。しかしYさんから拝借した、落葉を吹き飛ばす機械を使って、かなり能率的に作業ができました。前記の「大坂」での作業を手伝えず迷惑をかけましたが、「鉄砲坂」では梅雨入り前に常緑樹の落葉を一掃できました。

落葉掃きが終わった鉄砲坂。右側が第4緑地。

この日(6月13日)、六別坂近くの比較的明るい林床で、写真下の果実を発見。マムシグサかウラシマソウでは!この近辺では初めて見た、と思ったのですが、マムシグサやウラシマソウの果実は秋のはず。

調べてみると、同じサトイモ科テンナンショウ属のミミガタテンナンショウは早咲きで、6月~7月に赤く熟した果実が見られるようです。判別のポイントである花を観察していないので、私は同定できません。入間・樹林地ではウラシマソウが見られるとか。お詳しい方、ご教示ください。(大村)

ミミガタテンナンショウ?

若葉の森3・1会 もうすぐ梅雨入り

6月6日(日)小雨 参加者6名

小雨で足元が滑りやすいため、この日の作業は最小限としました。今年は、第一緑地の中央裸地に、シラカシ、ケヤキ、コナラの実生がたくさん生えてきていました!シラカシの大木伐採による日当たりの改善が関係しているのかもしれません。

●第一緑地の中央通路の階段に、前日に作製しておいた横木材と杭を使用し、階段を追加する作業を行いました。材料がそろっていると、作業がとてもはかどります。

●第一緑地の斜面地に、苗木を植樹することにしました。表面を水が流れてしまうため、土がかなり固くなっています。ここに深い穴を掘り、落ち葉溜めで作った腐葉土を入れてフカフカにした上で、マユミ、ムラサキシキブ、ガマズミを植えました。

これらの樹種は多摩地方の雑木林に普通にみられる、果実や紅葉が美しい、低木または小高木です。住宅地境界から十分距離をとって樹高10mを越えない木を植えることで、シラカシ(樹高20m超の高木)7本の伐倒を余儀なくされた昨年末の事態を、将来にわたって避けられると思っています。樹林「再生」の第一歩です。

●落ち葉溜めの腐葉土の中から、カブトムシが4匹も!元気いっぱいです。落ち葉溜めを作っておいて、よかったなぁと思いました。

●第二緑地のナラ枯れ被害木のコナラ。幹に空いた穴から、樹液が噴き出して流れていました。これがカシノナガキクイムシによる被害なのか、今後が少し心配です。

●ビールの空き缶、ペットボトル等のゴミがたくさん落ちていました。雑木林の中で誰か飲み会でもやったのでしょうか…。 (内堀)


カニ山の会 雑木林ができるまでは…

6月12日(土) 晴れ 参加者10名

カニ山の東端、植溜跡樹林は手入れを初めて3年目になるところ。まだまだ雑木林の趣は無く、暑さとともに実生木やササ、外来植物などがイヤというほど茂り始めた。  

今日は午前午後に亘りひたすら草刈り。特に宅地に隣接する部分を重点的に行い、春先に沢山フキノトウが出ていた場所も来年に期待しながらサッパリと。

草刈り後のようす

藪化しつつある部分は、雑木林成林に向け当面は伸長させる若木(将来的には密度調整間伐実施を想定)を残しマーキングを行いながら、先駆性樹木や過密部の樹木の除伐を行った。

マーキングした樹木

昨年カシノナガキクイムシによるナラ枯れで伐採された跡地に苗木を植栽。これはカニ山産のどんぐり(コナラ)と種(ムラサキシキブ)を会員宅で発芽させ3年育てた物。コナラ・クヌギなど武蔵野にふさわしい雑木林が存続することを願って…。

ナラ枯伐採地コナラ苗木植栽

6月の昆虫と花。手入れの合間の発見が楽しい! 

早くもカブトムシが登場
夏の花、ヤブコウジがもう開花
ムラサキシキブはまだつぼみ

現在カニ山の会では自然広場内の3か所を管理しているが特に草木の伸長が激しい東樹林の東を刈り払い機無しで管理するのはかなりの負担となっている。

また北の駐車場奥に運び出した枝葉の処理は市に要望しているが、なかなか処理されないこともあり動力機の使用に関することも含め、改めて市と役割分担等を話し合いたい。(K&K)

5月の雑木林

カニ山の会 春のフローラ調査

5月8日 晴れ 参加者13名

 今年は春の訪れが早かったせいか、すでに樹林内は沢山の枝葉で薄暗くなっています。そこで今日は東樹林下段で常緑広葉樹若木と常緑広葉樹高木の大枝を選び、目通り直径10cm前後をおよそ10本、大枝も3本伐倒しました。幹は園路のエッジ部分に置き、枝葉はキャンプ場北奥の置き場に搬出。

伐採した枝の処理

 例年になくヤマユリの葉がいくつも出てきたので、女性陣は枝とツルを使って囲い作り。残念ながら今まで花が咲いたのは見たことがありません。樹林の中では暗すぎるのでしょうか。

ヤマユリの周りをヒモで囲う

 午後は植物調査の専門家であるメンバーをリーダーに、フローラ調査を行いましたが東樹林東は途中で時間切れとなりました。
 東樹林の東は市が借りている土地ですが、2018年夏に業者が実生木だけを残しきれいに伐採しました。3年近くたった今、住宅際は原っぱの状態を保つよう心がけていますが、タラノキなどあっという間に数十本ははびこっているいるようです。

この植物は何かしら?
例年になく沢山の花を咲かせたガマズミ
クサイチゴも久々に大きな実をつけている

 最近は斜面のくずれが激しく低い部分がかなり埋まってきている状態。それでも子どもたちの遊び場としてかけがえのない場所ということで今後の作業計画は行政も含め皆で方向性を決めていくことが大切です。(K&K)


入間樹林の会

5月16日(日)曇り 参加者8名

 林内巡回後、マテバシイ広場の民家横に畑のように広がったミョウガの下草刈りと雑木林広場駐車場側の半分のアズマネザサ刈りを行った。民家横のミョウガ刈りと伐採をして坂道側からも見通しがよくなった。そばでウグイスの谷渡りのさえずりが聞こえたので、保全して林の中に入りやすくなったのではないか、と皆で聞き耳をたてた。

アズマネザサ刈り
民家横作業後

 こどもの蛇をメンバーが発見、他にもナナフシの幼虫もいて多様性を確認した。ヘビイチゴの実の赤さが目立っていた。

ヘビの子
ナナフシの子
ヘビイチゴ実

 雑木林広場では、4月に確認したキンランの株以外に5月にも他で1株花が咲いていたのをメンバーが確認、落ち葉かきをするとキンラン等が期待できるかもしれないと
次の作業に組みこんだ。
 ガマズミやエゴノキの花は終わりかけ花は少なめで、林内ではウラシマソウが繁茂してきている。桑の実を初めて食べたメンバーもいて甘さを確認し、カキの花には果実を期待したい。(安部)

桑の実

若葉緑地の会 「さつき晴れ」は少なめだが緑濃く

5月9日(日)晴れ 参加者4名

 この日の最高気温28.6℃(府中)は平年より5℃以上高い。この分では中旬以降、真夏日続出かと思ったが、結局30℃を記録することなく5月は終わりそう。
 近畿・東海までは5月16日に梅雨入り宣言。平年は6月6日頃だから記録的に早い。この分では関東もすぐに入梅かと思ったが、案に相違して5月中の宣言はなさそう。ただし、16日から22日まで日照がほぼゼロの日が続いた(下のグラフ)。

出典:気象庁ウェブサイト(ただし29日までの記録)

 そういえば、我が家の太陽光発電は「さつき晴れ」のおかげで例年5月に最も好成績となるが、今年の5月は2月以後の最低値になる見込みだ。4月までは、キンラン開花が記録的に早かったように「生物カレンダー」の歩みは確実に足早で、GW後半にはキンランの花はほぼ終わった。しかし5月を通してみると、ほぼ平年の歩みに戻りつつあるのではないか。
 緑が一層濃くなった5月下旬の樹林では、ムラサキシキブの上品な花が咲き、コウゾ(楮)の赤い果実が鮮やか。

ムラサキシキブ(クマツヅラ科)の花
コウゾ(クワ科)の果実 桑の実のように甘い。

 作業は、第3緑地と大坂(市道)の境界部に茂ったアズマネザサや雑草の刈り取り。放置すると道幅が狭くなって歩行者や自転車の通行に危険。以前、市に刈り取りを要請したこともあったが、大ごとになる前に自前で作業することにした。ほぼ平行する松原通り(都道)が土日に混雑すると、この狭い坂道がバイパスとして使われる頻度が高くなるようだ。しばしば作業の中断をしいられる。

大坂の草刈り

 5月下旬、第3緑地西側の駐車場に接する樹木の枝打ちが市の委託業者によって行われた。駐車場オーナーから苦情があったとのこと。緑地と住宅・道路との境界部については普段気をつけているが、駐車場側はあまり意識していなかった。(大村)

駐車場側の枝打ち終了後

若葉の森3・1会 春から初夏の風景

5月2日(日)晴れのち一時雨 参加者8名

この日は、空も雲も初夏のようでした。「若葉の森」という名の通り、コナラやイヌシデの美しい若葉が広がり、ウグイスやカッコウの鳴き声が響いていました。

●第一緑地は、シラカシの大木を伐採した影響で日当たりがよくなりました。中央裸地の土留めに、ツタカエデ、センダンクサ、イモカタバミ、チャボツツミグサなどの小さな芽の他、ケヤキの実生が生えていました。

●第二緑地もナラ枯れ被害木が何本も伐採されたため、日当たりがとてもよくなっています。今後は土の乾燥が進み、植生の種類も変化していきそうです。

●隣接する住宅との境界から急激に伸びた竹の剪定をしました。竹といってもまだまだ柔らかくて、いつもよりもずっと剪定しやすかったです。

●第二緑地と大坂の境に、枯れたネズミモチが電線に絡みかけているのを発見しました。安全のためロープを使って剪定しました。

●作業中の私たちに声をかけてくれる通行人の方々に、調布市・崖線樹林地ガイドマップ「もりのちず」をお渡ししました。さらに興味を持っていただけたらと思います。(内堀)

4月の雑木林

若葉の森3・1会 春の息吹を感じる

4月4日(日)曇りのち小雨 参加者7名

 気温23℃の温かい天候の中、イヌシデやコナラの若葉、コナラの実生などの美しい萌黄と、キンラン、ジュウニヒトエ、西洋タンポポなどの花々に囲まれての作業となりました。

●第二緑地のキンランが、例年よりもずっと早く咲き始めていました。キンランに会える季節は、やっぱり嬉しいですね。

キンラン咲き始める

●国分寺崖線上にある若葉の森には斜面が多く、土が斜面を流れ落ちてしまうことが問題です。第一緑地中央のコンポストに竹の柵を追加して囲いの面積を広げ、落ち葉や枝で流土を防ぎます。

コンポスト柵の拡張

●六別坂落ち葉掃き。イヌシデの花穂、シラカシの落ち葉に、春の訪れを感じました。

六別坂落葉かき

●第二緑地の竹林は、現在保全中。竹の枝や葉を使った柵を設置した他、たけのこを取らないように張り紙をしました。たけのこって「竹の旬」と書くのですね。なるほど。

竹林保全中 筍採らないで

●調布市・崖線樹林地ガイドマップ「もりのちず」入間町・若葉町編の最新版が出来ました。地域の皆さんに森に親しんでもらえるよう、近隣の学校などに配布していきます。

もりのちず 最新版ができました

カニ山の会 新会員参加で作業が進む

4月10日晴れ 参加者14名

 今年度からの参加者4名、計14名と久しぶりの大人数なので、2班に分かれて作業をしました。1班は東樹林上段の落葉を下段におろし、搬出しやすい入口近くに矩形に杭を打ち新たな落ち葉溜めとし、その中に山積みしました。今後は随時、公有地となった田畑に活用してもらいます。

新会員も加わって作業準備
落ち葉だめ作成

 2班は東樹林東の伐採跡の実生木林の下草刈りとアカメガシワ及びクワの幼木の間伐をしました。前回発見したミミガタテンナンショウ又はウラシマソウと思われる葉が大きくなっていましたが、花は来年でしょうか。

ミミガタテンナンショウ?

 午後は落ち葉溜め作業の続き。それとキャンプ場北、ダイオウショウ根元のホタルブクロ小群落が、カニ山利用者の増加や今年2月の市による林床清掃の結果、通行人に踏まれる恐れがあると思われるため、雑木林苗育成地(ドングリの森)の囲いの中に移植し、ロープも張り直しました。(鍛治)

ドングリの森のロープ張り直し

 作業後の振り返りで新会員から作業実施計画や落ち葉かきの程度について質問があった。今までの会員からも「(市は)やり方、実施範囲についてきちんと検討してやっているのか疑問」「作業の意味や位置づけを把握できない」「市の仕事の下請けをやっているだけ?」という言葉も聞かれた。
 今後、市に対しては、中長期的な要望や要請を示して協議ができるよう、また会員や活動に関心を持つ市民に対しては、活動の中身や意義・スケジュールや作業内容・その他関心対象、も含めカニ山の会として具体的に示せるものを作る必要があると考えた。(小林)


入間・樹林の会

4月18日(日) 晴れ 参加者9名

 爽やかな日、1年ぶりに地域福祉センターに集合し樹林地へ向かった。林内巡回をし、ツバキの森では、伐採木を決め少しずつ自分たちで切っていくことにした。新緑が美しかったが、樹林地内は葉が茂ってきて暗くなってきている。ツバキの森からシャガの広場への途中でキランソウ・ジュウニヒトエが花を咲かせていた。ニリンソウやウラシマソウの盛りは過ぎていたが花を確認できた。ウラシマソウは林内で増えてきている。雑木林広場ではキンランが立派に花をつけていてみんなで年2回の下草刈りの成果だと喜んだ。通路下の広場では、思わず踏みつけそうなギンランを発見し2株を確認した。4つの全ての方形枠でも種数が増加、植生調査でシャガの広場で51種、雑木林広場で41種といずれも2月より種数が増加していた。最後に坂道清掃を行い作業を終えた。(安部)

立派なキンラン
キンラン群生
ジュウニヒトエ
キランソウ
リョウメンシダ
ニリンソウ

若葉緑地の会

4月11日(日)晴れ 参加者4名

 3月下旬から4月初めに気温が平年値を上回る日が続いたが、5日以来、朝の最低気温が5~6℃の日が多い。この日正午の気温16℃も3月の活動日よりも1℃低く、少し肌寒い。第3緑地でも、いつもの場所でキンランが数株開花。第2緑地と同様に例年より10日前後は早い開花だが、朝の低温で縮こまっている感じ。第3緑地上段の「桜広場」では八重桜(カンザンという品種と思われる)が見事。ソメイヨシノは3月中に終わってしまったが、少し花期が遅いこの八重桜はまだ満開状態で、周りの新緑と美しいコントラストをなしている。

第3緑地のキンラン
第3緑地 八重桜
崖線斜面の伐開作業

東側住宅地に接する崖線斜面がブッシュ状になっていたので、ひさしぶりに伐開作業を行った。(大村)

伐開作業が終わった崖線斜面

3月の雑木林

若葉緑地の会

3月14日(日)晴れ 参加者4名

 前日の雨は67ミリ。3月としては珍しい雨量。正午の気温は17℃と暖かい。この日、東京はサクラ開花宣言。昨年に並んで、観測史上最も早い開花となった。第3緑地・桜広場ではまだ蕾が堅いが、ソメイヨシノの古木にキズタが大量に這い登っている。桜広場と青空広場の境でタチツボスミレが群生する辺りも、地面をキズタが覆っている。ここまでキズタが蔓延(はびこ)っているのは、記憶にない。桜広場でキズタやアズマネザサを刈り、杉林の中に設定した落葉溜めに片づけた。

桜の古木からキズタを除去
杉林の中の落葉溜め

活動日の14日にはまだ花数が少なかったスミレだが、21日に「お湿り」があって24日には咲きそろった。前記の桜広場・青空広場境界部のタチツボスミレは、蔓延ったキズタの影響か、例年より株数が少ない。

それに対して、2019年から保護している、南広場に群生するスミレは、昨年に比べて株数が格段に増えた。しかもタチツボスミレの陰に隠れているような感じだったマルバスミレが、存在感を増した。ただ、ここのスミレは小ぶりで、マルバスミレは特に小さい。(大村)

マルバスミレ(手前)とタチツボスミレ 両者違いがよくわかる
マルバス

若葉の森3・1会 シラカシの大木の伐採後の様子

3月7日(日)曇り 参加者6名

若葉の森では、調布市が伐採作業を行ったコナラ枯れ被害木の切り株の確認や、枯れ木の伐採作業を行いました。

  • 第二緑地のコナラ枯れ被害木の切り株。サイズも大きい上に、形も複雑な切り株です。
  • キクイムシが這い出て感染を広げるのを防ぐ目的で、この切り株に防虫用の保護シートをかけました。保護シートがめくれないようにするのも苦労しました。
  • 第二緑地の枯れ木(イヌシデ・竹)の伐採を行いましたが、斜面が急なので滑り落ちそうで注意が必要でした。安全のために、竹を切る時は20mのロープをかけて引っ張って倒すようにしました。
  • 倉庫の中。基本的なことですが、道具が整理整頓されていると、とても使いやすいと感じます。 (内堀)

カニ山の会 冬の片付け(再)

3月20日(土)晴れ 参加者 8名

春になってすっかり「土日どちらかが雨」というサイクルに入ってしまい、3月13日の定例活動日は雨天中止。翌週を臨時活動日とし本格的な春のシーズンが来る前に、前回の落ち葉かき作業の仕上げを行いました。

前回斜面を下へ下へ降ろし、ある程度まとめた落ち葉をさらに2カ所に集約し落ち葉の山を作ります。

離れた場所からはビニールシートで落ち葉を運ぶ。
山の高さを少し抑えよう落ち葉の山に足踏み入れると腰まではまるほどの量に。
先月見かけた芽の出たどんぐりしっかりとした幼葉に育っていました。

集めた落ち葉は3月中にカニ山の近隣、柏野小学校北側の畑に運び堆肥にする予定です。「雑木林と農業」、かつての里山で見られた循環を一部でも復活できるのは嬉しいことです。芽を出したどんぐりも新たな森の一部となることを願いつつ。  (安田)


入間・樹林の会

3月21日(日)参加者7名

 本降りの雨の中全員で林内巡回後、坂道清掃、マテバシイ広場のアズマネザサ刈りを行った。落ち葉だめ付近のコブシが良く咲いて、入口付近にはヤマブキが満開。樹々の芽吹きの柔らかな緑も春を感じる。

シャガの広場のニリンソウの花はまだ確認できなかったが、1か月前より葉が群生してきている。ウラシマソウも葉を広げていた。花はまだ咲いていなかったが、4月の活動日では遅いかもしれない。(28日には花2輪を確認)ツバキの森への坂道にジュウニヒトエが確認できた。また、スミレも民家横やシャガの広場にも見つけられた。明るくなってきているのでこれからが楽しみである。ツバキがよく咲いていた。

 雨でもミスジマイマイ、ショウリョウバッタ、トカゲを発見、ウグイスが鳴き始めていた。実はアオキ。(安部)

ヤマブキの花がお出迎え
満開のコブシ
雨の中、坂道清掃
マテバシイ広場の下草刈り
樹林地の芽吹き
シャガの花
ニリンソウが1週間後(3/28)に咲いていた
林内にはあちこちにウラシマソウが確認できる。1週間後(3/28)に花を確認
ジュウニヒトエを養生
スミレが林内のあちこちに
ミスジマイマイとショウリョウバッタ
アオキの雌花と雄花

2月の雑木林

入間・樹林の会

2月21日(日)晴れ参加者9名

暖かい陽ざしの中、植生調査と保全活動を行った。

 講師の根本さんは1月は石神井公園の池のかいぼりで忙殺されていたため1月遅れの植生調査だった。林内に入るとスイセンの花が出迎えてくれた。林内を巡回後、4か所の方形枠とシャガの広場と雑木林広場の植生調査を行った。

 4か所の方形枠は全体に植被度や種数は10月より減少していたが、例年の1月の調査より、ムラサキケマンやヤブニンジンなどの春植物がみられた。シャガの広場も雑木林広場も確認できた種数は31種類、ともにサネカズラが繁茂してきていた。

 雑木林広場では落ち葉が多かったようで、落ち葉をみながら樹種あてを行った。プチ違いはムラサキケマンとヤブニンジン、スイセンとキツネノカミソリを観察した。シャガの広場は陽がよく入っていたがアオキやツルグミが繁茂していたため調査終了後に伐採してウグイスなどの小鳥たちが林内に入りやすくした。

 ツバキが良く咲いていた。ウグイスの地鳴きやアオゲラのドラミングが林内に響き、ヤマガラ・シジュウカラ・メジロも観察できた。実はアオキ、マンリョウ、ヤブラン。(安部)

スイセンの花がお出迎え
ツバキがあちこちで花開き
アオキを伐採してウグイスなどが林内に入りやすくした
ツルグミ伐採中
落ち葉を掻きわけるとショウリョウバッタが現れた
ムクノキの老木と幼木の違いを観察
ツバキの広場の落ち葉をかいてモニタリング

若葉緑地の会 春遠からじ

2月14日(日) 晴れ 参加者4名

早朝は2℃近くまで冷えたが、最高気温は17℃を超えた(府中の記録、以下同じ)。1月末からこの日まで雨量はゼロ。翌15日に50㎜近い雨が降ったが、2月の降雨はこの1日だけ。もともと雨量が少ない1月2月だが、今年は2カ月合わせて平年の8割程度だった。その後、2月下旬に関東地方で大規模な山火事や河川敷の草が燃える事態が続発。第3緑地でも下草のない部分で乾燥傾向が目立った。この時期、降雪があると乾燥が収まり、生き物たちが春に向かって元気を出すように感じられるのだが。

散策路の補修
散策路の落葉かき
冬越しするタチツボスミレとマルバスミレ

今年初めての作業だったが、緊急事態宣言下であり、あいかわらずのマスク着用、「少数精鋭」での作業となった。

少しずつ続けてきた散策路階段の横木の交換や落葉かきなどで、散策路を整えた。第3緑地下段「南広場」の林床で、2年前からタチツボスミレとマルバスミレを保護しているが、冬越しの株があちこちで元気そう。周りに落葉が深く積もっているのを少し除けた。種子が(落ち葉の上ではなく)地面に落ちて発芽しやすくするためには、もっと早い時期にやるべきことだったか?

オオイヌノフグリ(2月27日撮影)
ハコベ(2月27日撮影)

2月27日、第3緑地上段「青空広場」の陽だまりにしゃがんで目を凝らすと、オオイヌノフグリやハコベが小さく可憐な花をつけていた。前者の別名は「キャッツアイ(猫の目)」、後者の学名(属名)「ステラ」は星を意味する。どちらも納得させられる美しさだ。まだ数が少なく、折からの北風に揺れていたが、「春のいそぎ(支度)」はしっかり進んでいるようだった。(大村)


若葉の森3・1会 シラカシの大木の伐採後の様子

2月7日(日)晴れ 参加者8名

若葉の森では、ササ刈り、六別坂の落ち葉かきなどの作業の他、12月に行われた住宅に隣接するシラカシ大木の伐採後の状況や、ナラ枯れ被害木の状況を確認しました。

●シラカシの大木7本の伐採が行われた後は、見通しが良くなりスペースも広くなりました。日当たり・風通しも良くなりましたが、土の乾燥がさらに進み、埃っぽくなりました。下草などの植栽は、日当たり・乾燥に強いものに切り替えていくがあります。

●「ナラ枯れ被害経過観察木」の立て札が摩耗し読みにくくなっているので新しい立て札に取替えました。コナラは落葉樹であるのに、ナラ枯れ被害にあっているコナラは、枯れた葉が散らずに枝についたままになっていました。

●キクイムシが這い出て感染を広げるのを防ぐ目的で、ナラ枯れ切株に覆ったビニールが破れていました。補修の必要があります。キクイムシは暖冬だと越冬するらしいので、春になるとまた活動が再開するのでは。

●六別坂落ち葉掃き。落葉のピークは終わり、落ち葉の量は少なめでした。

●第二緑地のキンラン・ギンランが咲く場所周辺に茂っているオカメザサ、アズマネザサについては、根に栄養が回らないようにするために、春を迎える前のこの段階で、広い範囲で刈り取りを行いました。(内堀)

第一緑地中央の裸地
ナラ枯れ被害立札
ナラ枯れ切株に覆ったビニール
六別坂の落ち葉かき
ササ刈り

カニ山の会 冬の片付け、春の支度

2月13日(土)晴れ 参加者8名(体験参加1名)

今月は参加者総出で東樹林の落ち葉かきを行いました。

樹林地の南側半分はそれなりの急斜面。下へ下へと落ち葉を掃き下ろしていくと飛び込めそうなほどふかふかの落ち葉の山ができていきます。

地面が見えるまで一苦労

落ち葉を集めていると作業の妨げになるのが笹です。どうにも効率が悪く、笹を刈りながら落ち葉かきをしますが日頃から笹刈りにも手が回っていないことを痛感させられます。

周りにはもっと背丈のある笹も

かなり分厚く積もった落ち葉を除けると少ないながらもどんぐりがしっかりと根を下ろし芽を出していました。

落ち葉かきの作業が報われる瞬間

8人がかりで15時までがんばりましたが作業は未完。それでも既に大きな落ち葉の山がいくつもできており、さて次は大量の葉をどうする?という問題があります。

作業を終えてふと「そもそも落ち葉が多すぎるのだ」と気づき、それは農業の堆肥作りに使うなど「消費」の機会がないことに加え、そもそも「生産」量が多すぎる、つまり木の本数が多過ぎているのではないか?という考えに至りました。

落ち葉が深く積もり、新しい木の成長もわずかで、森が持続的に維持されるサイクルが回っていないことを今回も実感しました。

ナラ枯れの伐採も始まり、森の中と外から見る風景が少しずつ変わってきています。森を育てるには「切ること」も大事と改めて体感する機会でした。(安田)

※その後…落ち葉は柏野小北側の畑に持ち込み堆肥にしてもらうことが決まりました。ナラ枯れについては、2/12駐輪場前にクレーンが来てナラ菌患木の吊るし切りをしていましたが、キャンプ場周辺はクレーンは入れませんので2/16見に行くとロープクライミングで木登りし吊り下ろしていました。東樹林の患木はまだでした。(瀬本)