日時 2016/03/05(土) 午前10時~14時
場所 あくろす・フィールド(野川かいわい)
講師 小澤正幸氏(トキワ環境)
主催 ちょうふ環境市民会議 参加者:15名
タイムスケジュール
10:00~10:50 講師紹介・講義「植物調べABC-身近な地域の植物を調べる」
11:00~12:10 フィールド学習-標本の取り方など(野川方面)
| 昼食タイム
13:00~13:20 写真データや標本の保存の仕方
13:20~14:00 参加者意見交換・これからのデータ収集について
座学 「植物調べABC・・身近な地域の植物を調べる」
・植物を例にとって、市民が自然の観察記録や調査結果を、正確なデータとして残していくためには、どんなことに気をつけながらやっていけばよいのか。
・植物調べと言っても目的によって、例えば経年変化をみたい、群落のなり群落のなりたちを知りたい、などの違いで様々な調査方法があること。植物は生態系を支える生産者であり、移動性が低いため過去からの履歴性が高いという特徴があること、などのお話をうかがった。
・また調査時に使う道具や場所、季節、調査票の使い方、標本の作り方の説明があった。
フィールド
・全員で近くの野川土手まで歩き、若芽が出始めたばかりの草の名前を教えていただきながら、「標本にする場合は根っこの泥はその場で落とした方が良い。新聞にはさむときは直に新聞に日時や場所を書きこむと良い」また、「標本に適した花・実がついた植物を選んで採取すると良い」など学習しました。
意見交換
・上記まとめを受けて参加者から「調布市では標本の保管場所がなくて困るし、行政のデータ保管もうまくいっていない」という意見がでた。
・参加者全員でこれからの自然データの保管について意見交換をした。
・今後について、参加者の一人(ちょうふ環境市民会議 理事)から「収集と保管をやっていきたいので協力して欲しい」という提案がだされ、参加者一同了承。
・これを受けて、28年度から、ちょうふ環境市民会議データプロジェクトが、データの公開を了承した環境保全グループ・個人からのデータを収集していくことになりました。