❑調布の地形・川  

コラム-調布にはどんな自然が残っているの?
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 ❏調布の地形
調布市はおおまかにいうと3段重ねの地形になっています。
(武蔵野面,立川面,多摩川低地)

 

❏川・水辺(多摩川・野川・入間川・仙川)
・みんなの野川春-野川
野川は国分寺崖線(ハケ)からの湧き水を水源とする貴重な川です。 国分寺市・小金井市・三鷹市・調布市・狛江市をtゆったりと流れ、世田谷区で多摩川と合流する全長約20㎞の一級河川です。
1970年ごろの野川は生活排水が流れ込みどぶ川となっていましたが、「清流の野川を取り戻そう」と立ち上がった市民に支えられてよみがえってきました。 水辺に降りられるところも造られ、春には土手の両側に植えられた桜の下で花見をする人たちでにぎわいます。クレソンの白やミゾソバのピンク色の花の群 生も野川に似合っています。
しかし、都市化による緑地の減少でハケ沿いの湧水が減り、野川の水量も減ってきました。これまで下水に流していた地下水を引き込み水量をふやす試みもはじまっていますが、なんといっても「緑を減らさないで増やす」ことが野川にとっては大切です。(江刺益子)

・野川の生き物
マシジミ 
は、調布と皇居にしか見られません。
ミクリ は、佐須用水でみられる水草。春になると水面から立ち上がり栗のいがのようなかわいい実をつけます。ナガエミクリは絶滅危惧種。(江刺益子)

 
❏ 調布の水循環
 ほんの50年ほど前まで、調布は農村地帯でした。湧き水が豊富なため、井戸を掘らない家があった程でした。
当時は人口4万5千人程度できたが、現在は20万人をこえています。市街化が進み自然は減りましたが、まだまだ残されている資源があります。
・地下水・湧水にめぐまれた調布。飲み水にも地下水が使われています。朝、洗濯に使っている水は冬でも暖かいですよね。地下水が入っている水だから、なのです。

・公園や雑木林の下草を邪魔にしてはいませんか? 
雨水は地面が乾いていると、地中にしみこむ間もなく、一気に河川に流れてしまいます。都市の水循環をうまく機能させるためには、緑地や草原(草地)の湿り気が、とても大切なのです。(江刺益子) 
❑ 調布の緑  

・国分寺崖線の緑のつらなり・・

 ・谷戸と田んぼと水路と・・ 都心に一番近い田んぼが現存。天ぷら3 s

・屋敷林・・ 
 
 ・自然の恵み
食べられる野草  
ハルジオン   ヒメジオン  カキオドシ  カラスノエンドウ  ノビル    ヤブガラシ   ミツバ  カントウヨメナ   ハコベ   ウシハコベ   ギシギシ  コオニタビラコ  セリ
*野草は、天ぷらにすると子どもでもおいしくたべられます。
 (おすすめレシピ=「ノビルのぐるぐる」)。

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