カニ山の会 雑木林ボランティア講座生と
10月14日(土)晴れ 参加者8名+講座生
今日は午後からボランティア講座の実技講習がカニ山で実施される。午後は会としてその手伝いがあるのでメインの作業は午前中になる。 会員の4名が講座スタッフのため作業参加者が少ないが、暑さも過ぎ通常の気温に戻ったので作業時間を10時~2時半に戻し実施することにした。
今日の作業目標は、 ① キャンプ場北エリアの草刈り ② ドングリ苗畑&野草保全エリアの破損した囲い改修。
まずはキャンプ場北のフェンス際から 南に向かって刈り進む。 ドングリ苗畑を囲うロープ囲いは10年前苗を植えた時に生木の杭を打ち込んでロープを張ったもので時折補修したものの既にズタズタに壊れている。
人手を割きたくないが今日しか作業機会が無いので男性2人に改修作業を任せ、残りのメンバー全員で草刈り作業を行った。
杭囲いは草むらの中
フェンス際がスッキリ
囲い杭も新しく午後は3名が早退。実技講習手伝いは講師より草刈り時の危険行為注意要員の要請があったので2名が安全確認の応援にまわり、残り3名はやり残しを極力減らすため、引続き南に刈り進めた。
南側から講座生が刈り進んできた講座生にはキャンプ場北エリアの南(カマド)側からイネ科の長葉系の草を刈り進んでもらい北と南から草刈りに専念したが、結局、中間地点の草が残ってしまった。
2時半終了。(S&K)
入間・樹林の会
2023年10月15日(日) 大雨 気温17℃ 参加者:根本講師他、3人
大雨の中、植生調査を4人で行った。雨脚も強く、照度計も濡れて作動しなくなった。
林内は、実のものが多く、カラスノゴマ、ヤブラン、マンリョウ、ヤブミョウガ、ナキリスゲ、ムラサキシキブが、花は少なく、トネアザミ、ミズヒキ、ヤブタバコ、ナキリスゲが咲いていた。坂道沿いにある1m四方の方形枠の7番枠が壊れていたので、坂側から覗いて調査した。キチジョウソウが見当たらずコナラとアズマネザサの2種、植被度は45%、2番枠は65%の植被度、マンリョウを含む12種、6番枠は50%、6種でシロダモ、マンリョウ、ムクノキを含む6種、8番枠は90%13種で、アズマネザサが一番多く前回と同じ種数だった。8月に見られたヤマノイモなどはみられなかった。植生調査では、シャガの広場でケチヂミザサ・アズマネザサ・トキワツユクサが一番多くヤブミョウガ、ムクノキが続き、全体で42種だった。ツバキの森は、シラカシの大木を伐倒して2年、陽があたってアカメガシワが勢力を増していた。次にクサギ、ムクノキ、エノキ、ケヤキ、ケチジミザサを含む26種を確認、雑木林広場は、一番繁茂しているアズマネザサ、ケチヂミザサ、ムクノキ、シロダモ、サネカズラ、ヤブラン、ドクダミ、イヌワラビ、ゴヨウアケビなど35種を確認した。
プチ違いは、イイギリとアカメガシワ、キヅタとツタを観察した。(報告:安部)
1カラスノゴマの実
2ヤブミョウガ実
3ヤブラン実
4ナキリスゲ実
5ムラサキシキブの実
6トネアザミ花
7ヤブタバコ花
8植生調査風景
9プチ違い
若葉3・1会 隣地境界付近の樹木の伐採について
10月1日(日)曇り 参加者9名
今日の作業に参加してくださった調布市職員の方から、若葉の森に隣接する宅地造成地の境界付近の樹木伐採計画について、内容の説明を受けました。今後、境界から約5m以内にある宅地側へ越境および越境の恐れある木や枝は、伐採または強剪定される見込みとのことでした。将来的に倒木の可能性のある大木(多くがナラ枯れ被害木)は、伐採の対象となります。
樹木が宅地側に倒れて住民に迷惑をおかけすることや、倒木除去作業等に膨大な税金が使われることを防ぐためにも、伐採は必要な措置なのだと思います。
しかしながら、もともと存在していた緑地側の樹木が、後から建設される宅地の影響を受けて多数伐採されてしまうのは、長年、緑地の保全活動をしてきたわたしたちや、緑地に慣れ親しんできた地域住民にとっては、非常に残念なことです。今後も、様々な関係者の皆さんに、緑地保全の必要性を理解していただくための働きかけが重要だと思いました。
六別坂の落ち葉かき。自治会でも六別坂の掃除をしているそうで、落ち葉の量はそれほど多くありませんでした。ドングリが落ちてくるのは来月ごろでしょうか?
第二緑地内に生い茂る竹や雑木の枝を剪定し、小道を歩きやすいように整えました。調布市職員の方々にも作業に参加していただきました。
今日も第二緑地にて、産卵しに飛んできたアオスジアゲハを目撃しました!タブノキ、ヤブニッケイなどの若木の柔らかい葉に、アオスジアゲハのサナギが育っています。虫食いにあっている葉の裏側にもサナギがついていました。右下は、アオスジアゲハの産卵記録メモ。若葉の森が「蝶の楽園」になればいいですね。(内堀)