From the monthly archives: 1月 2013

1vol.116 2013.1月号ちょうふの自然だよりtext. 発行者:ちょうふ環境市民会議 info@chofu-kankyo-shimin.org  発行部数:1000 部
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野 川
湧水を集めて流れる川野川の源流は国分寺市内の日立中央研究所内の大池や、真姿の池などの多くの湧水群ですが、調布市内でも2箇所の水路に集められた湧水が流れ込んでいます。
ひとつは深大寺のハケ下、深沙堂裏から流れ出す湧水でこれは水生植物園の中を通り、大橋上流へと流れ落ちる水路。もうひとつは都立農業高校神代農場の崖下から湧き出る水で、こちらは佐須用水として地域の田んぼを潤しながら細田橋下に流れ落ちています。
【写真の説明 】
(1)深大寺敷地内を流れ出た湧水は住宅の合間をぬって大橋の少し上へ流れ落ちる (2)野草園の北側、神代農場は崖線の谷戸となっており、豊富な湧水が佐須用水となって細田橋下へ流れ落ちる
(3)こんなトマトが芽生えたり、大きな鯉が泳ぐのは自然の湧水でできた野川にはふさわしくない。 冬場は冬毛のカモなどを見られるのがうれしい

【コラム】 調布の生き物-虫編・野川の生き物
トビケラやカゲロウなどの昆虫が、「水生昆虫」として水中にいるのは、成虫以外の状態で、活発に活動しているのは幼虫です。中でもトビケラの幼虫は、イモムシ型であり、蛾や蝶の幼虫と似ています。同じトビケラの仲間でも、水中での活動形態が種によってそれぞれ違い、そのまま歩き回っているものもあれば、「ミノムシ」のように、常に筒状の巣の中から頭と脚を出して活動しているものもあります。外敵から身を守る手段ですが、少し大きめの魚などは巣ごと飲み込んでしまう事もあるので気を抜けません。
ニンギョウトビケラは、小石を集めて巣を作りますが、大き目の石を両側にだいたい3個づつくっつけているのが特徴で、種を同定する目安になります。「ややきれいな水」に生息する種類となっていて、野川では、夏でも水温が極端に高くならない湧水の流れ込む所などでまとまって多く見る事が出来ます。( 宮治隆博)
◆ニンギョウトビケラ 名前の由来この名の由来は、山口県岩国市の錦帯橋での昔話に出てくる「石人形」に由来されると言われています。岩国市を流れる錦川はかつて暴れ川で、橋を架けても架けても直ぐに流されてしまうことから、村の二人の娘による「人柱」によって橋が流されなくなった後、その付近で「石人形」、つまり、ニンギョウトビケラが見られるようになったという悲しい伝説です。その人柱になった二人の娘を偲んで、事故や災害、厄除け等のお守りとして現在でも巣を加工して作られた「石人形」が売られているとの事です。

P.3  市民活動の記録こーなー
●入間・樹林の会
11月18 日(日)晴れ 参加者6名
ツバキの森の中に落ち葉だめ2か所目を整備した。Kさんの呼びかけによる助っ人が新たに力を発揮してくれたので完成した。土が柔らかく、前回よりも杭の打ち込みに苦労した。倒木や枯れた竹などを片づけ、スタッキングの山を2か所にまとめたので周辺はすっきりした。 花は、ツワブキ、マンリョウ。実はヤブミョウガ、マンリョウ、ヌスビトハギ、チヂミザサ、マテバシイ、コナラ、シラカシ、キンラン、ハエクソウ、ヒナタイノコズチ、ヤブラン。鳥はヒヨドリ。
*写真キャプション: ツバキの森に落ち葉だめ完成/
12月16 日(日)晴れ 参加者6名
民有地に張り出していたクヌギなどの枝を伐採されたので雑木林広場は明るくなった。今後の植生への影響をみていきたい。
落ち葉だめ周辺の片付けを行った。ツバキの森では、細いツバキやアオキなど細い木を伐採、枝と葉に分けてその時々に処理
をしていくように心がけるよう確認した。
花は、サザンカ・ツバキ・ツワブキ。実は、マンリョウ・センリョウ・ヤブミョウガ・ヤブラン。アイビーもリース素材として活用できる。鳥はヒヨドリ・メジロ・ツグミ・シロハラ。( 安部)
写真キャプション
ツバキの森に落ち葉だめ完成/リースづくりにご満悦/センリョウの実/ツワブキ

●カニ山の会
11月10日(土)晴れ 参加者5名11翌日のドングリイベント準備のため、竹の切り出し。
11月 11日(日)晴れ スタッフ6名、一般参加者12名
今回で5回目になるドングリの森づくりイベント。子ども達とドングリ体操で体を暖めてからドングリ拾い。今年はドングリが豊作のようで昨年より沢山のドングリが落ちており、資料や実物見本を見ながら拾ったあとは竹ポット作りを楽しみました。
終了後は同日に行われていた若葉緑地の会の親睦会にお邪魔し、イベント参加者も豚汁をご馳走になり、満足のいくイベントになったと思います。
写真キャプション=ドングリ体操/ドングリの選別

●若葉緑地の会
11月11日【日)曇り 参加者11名
メンバー間の親睦を図るため、深大寺自然広場に集まり、各自が下ごしらえした材料で豚汁を作りました。自然広場で見つけたムクノキの黒く熟した実は食べられることを初めて知りました。雨にも降られず、楽しい一日を過ごしました。
11月22日(木 )晴れ 参加者3名
草刈りと伐採枝を整理し、ヒヨドリジョウゴの赤い実を見付けました。
12月9日(日)晴れ 参加者 15名
間伐、間伐材置場の再整理、花壇の手入れ、アズマネザサ刈り、落葉掃きなど、参加者が多く作業がはかどりました。太いい間伐木を広場の上に移動するため、参加者全員で間伐木と綱引きをし大汗をかきましたが、杭を6か所に打ちベンチを完成させることが出来ました。第3緑地でコガネムシをサンショの棘に上手に刺したモズのはやにえを見付けました。
12月20日木 晴れ 参加者4名
、実生の幼木の保護柵作りを行いました。 本日で楽しかった今年の活動は終了しました。来年も、よろしくお願いします。(住田)

●若葉の森3・1会
11月4日(日)晴れ 参加者9名
第1緑地のなかに積んでいた古木を脇に片付け(写真)、また、通路と下屋敷坂の落葉かきをして歩きやすくしました。
第1緑地と第2緑地の間の階段最上部が傾斜して滑りやすいので、側壁を造り平坦にしました。第2緑地ではキンラン・ギンランの群生地域を保護するため竹柵を試作しました。
12月2日(日)晴 参加者5名
穏やかな冬の陽射しに映える第2緑地の黄葉の下、先月試作した竹柵を延長しました。竹を差し込んだだけですが、しなりを利用して容易に抜けません。(N&K)
写真キャプション=1. 古木を整理してすっきり/2. サガミランモドキ/3. 階段最上部の補修/4. 黄葉と竹柵作り/5. ビナンカズラ

 

 

 

 
ニュースレター「ちょうふの自然だより」vol.116-2世紀16号
▷2013年最初の号ができあがりました。1ページトップのテーマは「野川」。今号も読みごたえのある内容が詰まっっています。写真もきれい。原稿をお寄せ下さったみなさん、有り難うございました。
▷ちょうふの自然だよりは、調布市環境政策課の協力で、市内主な公共施設に約20部ずつ配架してもらっています。  品切れ等で手に入らなかったら、事務局にご連絡ください。 ***会員向けには、調布市市民文化会館たづくり11Fの団体レターボックスに予備を入れてあります。(by編集子)

 

 

 

2013年もよろしくおねがいいたします。  

環境市民会議の日程
・1/15(火) 自然だより116号の折作業(紙折パーティ) 15:00~(たづくり11Fみんなの広場) 
        お手伝いお願いします!

  ・1/16(水) 定例運営会議 19:00~ (たづくり11Fみんなの広場) 

  ・1/23(水) 環境団体向けWEb講習会 18:30~ (あくろす2F会議室) 要申込

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