■事務局より_うごきいろいろ 2016・3・31 

★深大寺・佐須地域の 「地域ガイドブック 『調布の里山 深大寺・佐須地域 農のある風景ガイド』
(A5版-発行:環境政策課)に、、地域の市民活動として、「田んぼの学校」と「カニ山の会」が紹介されます。写真・説明文等の情報を提供しました。お楽しみに。

 

★年度末にあたり、受託業務の実施報告書・決算報告書の作成にまい進中です。

 

★満開の桜もあり、これからの桜もあり、散歩が楽しい季節ですね。

<日程のお知らせ>
4月9日(土) カニ山の会の活動 「ドングリの森」の植え替え作業とおたのしみ会が行われます。10時~4時 深大寺自然広場&キャンプ場

4月13日(水) ちょうふ環境市民会議「運営会議 18:30~(内容:28年度のイベント関連ほか /19:30~理事会 (内容 :28年度の活動・総会にむけて・ほか)

 

 

 

 

 

■〔講座〕植物調べABC 

DSC_0261
「花と実を付けているものを採取しましょう」

日時 2016/03/05(土) 午前10時~14時
場所 あくろす・フィールド(野川かいわい)
講師 小澤正幸氏(トキワ環境)
主催 ちょうふ環境市民会議  参加者:15名

タイムスケジュール
10:00~10:50  講師紹介・講義「植物調べABC-身近な地域の植物を調べる」
11:00~12:10  フィールド学習-標本の取り方など(野川方面)
|     昼食タイム
13:00~13:20  写真データや標本の保存の仕方
13:20~14:00  参加者意見交換・これからのデータ収集について

座学 「植物調べABC・・身近な地域の植物を調べる」
・植物を例にとって、市民が自然の観察記録や調査結果を、正確なデータとして残していくためには、どんなことに気をつけながらやっていけばよいのか。
・植物調べと言っても目的によって、例えば経年変化をみたい、群落のなり群落のなりたちを知りたい、などの違いで様々な調査方法があること。植物は生態系を支える生産者であり、移動性が低いため過去からの履歴性が高いという特徴があること、などのお話をうかがった。
・また調査時に使う道具や場所、季節、調査票の使い方、標本の作り方の説明があった。

DSC_0264
アスファルトに咲いたコスミレ

 

フィールド
・全員で近くの野川土手まで歩き、若芽が出始めたばかりの草の名前を教えていただきながら、「標本にする場合は根っこの泥はその場で落とした方が良い。新聞にはさむときは直に新聞に日時や場所を書きこむと良い」また、「標本に適した花・実がついた植物を選んで採取すると良い」など学習しました。

 

 

意見交換

DSC_0260
ナズナとセイヨウカラシナの若葉

・上記まとめを受けて参加者から「調布市では標本の保管場所がなくて困るし、行政のデータ保管もうまくいっていない」という意見がでた。
・参加者全員でこれからの自然データの保管について意見交換をした。
・今後について、参加者の一人(ちょうふ環境市民会議 理事)から「収集と保管をやっていきたいので協力して欲しい」という提案がだされ、参加者一同了承。
・これを受けて、28年度から、ちょうふ環境市民会議データプロジェクトが、データの公開を了承した環境保全グループ・個人からのデータを収集していくことになりました。