ちょうふの自然だより2世紀49号

みんなの森
▲早くも若葉が広がり始めたみんなの森(4.1)

自然だより49号ができました。

15年以上も前でしょうか、「そぞろ歩き」というイベントで(環境モニターサポーターの案内)緑ケ丘の雑木林を訪れました。

そのときも落ち葉かきの痕跡があり、行政の方に「ここも市民が保全作業をしているのですか?」と尋ねたのですが、「さあ?」と首をかしげるばかり。

住宅街の小さな雑木林は人の踏み込みも多く、生物多様性を考えると色々難しいこともありますが、是非残していってほしい自然です。

春は環境市民会議もアースデイ・総会・環境フェア・交流会と忙しい季節です。

皆さまの協力を得ながら楽しくやっていきたいと思います。

ちょうふの自然だより2世紀49号

自然だより2世紀48号

自然だより2世紀48号ができました。

今回の1面は入間川の歴史です。50~60年前は住宅街のいたるところに小さな川がありました。

子どもの頃そんな川の先はどんな所だろうと、川に沿って歩いたことのある方は多いのではないでしょうか。

調布で冬の自然と言えば雑木林や多摩川でみられる冬鳥の観察ですが、今シーズンは今までになく飛来が少ないとか。

これは全国的(世界的)な傾向だそうですが、天候や自然環境がどう影響しているのか気になるところですね。

皆さんもちょっとした自然の話題、ぜひちょうふ環境市民会議宛お寄せ下さい。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

昨年末の崖線ウォークは穏やかな天気の中、事故もなく無事に終了しました。
PR不足のせいか参加者は予定よりやや少なかったのですが、普段歩かない変化のあるコースとガイドウォーウの解説の分かりやすさ、おいしいハチミツのお土産など全体にとても好評でした。スタッフその他、協力して下さったみなさんに感謝です。

今年も色々楽しいイベントを開催ながら、環境を考える市民・事業者・団体に向けて活動で得られた情報や知恵を共有できるよう連携し様々な問題に携わっていきたいと思います。
多くの会員の皆様にご協力をお願いすると共に、その他の皆さまの参加をお願いいたします。

*コラム「花の履歴書㊿」ヤブガラシ  テキスト版

ちょうふの自然だよりvol.146.  P2  より

花の履歴書50 ヤブガラシ(藪枯らし)ブドウ科
北 海 道 西 南 部 か ら 南 西 諸 島 、 中 国 、 イ ン ド 、 マ レ ー シ ア な ど 東 ア ジ アか ら 東 南 ア ジ ア ま で の 広 い 範 囲 に 分 布 す る 蔓 性 の 多 年 草 。 地 下 茎 を 伸 ば し て 繁 殖 し 、 地 上 部 を 抜 き 取 っ て も 土 中 に 残 っ た 根 茎 か ら 不 定 芽 を 出 し て 繁 殖 す る た め 、 一 度 広 が っ て し ま う と 駆 除 が 困 難 な 草 で あ る 。
初 夏 か ら 小 さ な 花 を た く さ ん 付 け て い る が 、 萼 片 は 退 化 し て お り 、 花 弁 は 薄 い 緑 色 で す ぐ に 落 下 し て し ま う 。 関 東 以 北 に 自 生 す る も の は 3 倍 体 で 結 実 し な い が 、 中 部 以 西 に は 実 を 付 け る 2 倍 体 が 混 じ り 、 球 状 の 液 果 は 熟 す と 艶 の あ る 黒 色 に な る 。
長 く 伸 び た 巻 き ひ げ は 、 触 れ る も の が あ る と す ぐ に 巻 き 付 く の で 、 触 る と 触 っ た 側 に 巻 き つ く よ う に 運 動 す る 。 こ の 巻 き ひ げ の 素 早 い 巻 き 付 き 運 動 は ダ ー ウ ィ ン の 時 代 か ら 研 究 さ れ て い た と い う 。
近 年 東 京 大 学 大 学 院 の 研 究 に よ り 、 ヤ ブ ガ ラ シ の 巻 き ひ げ が 動 物 の 「 味 覚 」 と 同 じ 能 力 を 持 っ て お り 、 巻 き ひ げ が 接 触 し た 物 体 を 識 別 し 、 巻 き 付 く 相 手 を 選 び 、 同 種 の 葉 に 巻 き つ く の を 避 け て い る こ と が 発 見 さ れ た 。
名 前 か ら し て も あ ま り 歓 迎 さ れ な い 植 物 で 、 他 の 植 物 を 覆 い 隠 す 様 に 茂 り 、 そ の 結 果 覆 わ れ た 植 物 は 枯 死 し て し ま う 。 そ の た め 庭 の 手 入 れ の 行 き 届 か な い 貧 乏 な 人 の 所 に 生 い 茂 る 。 ま た こ の 植 物 に 絡 ま れ た 家 屋 が 貧 相 に 見 え る 。 あ る い は 植 物 が 茂 っ た こ と が 原 因 で 貧 乏 に な っ て し ま う 。 な ど か ら 和 名 が 付 け ら れ た と さ れ て い る 。
子 供 の 頃 、 書 道 の 時 間 、 ヤ ブ ガ ラ シ の 巻 き ひ げ を 潰 し て 摺 る と 墨 液 が 濃 く な る と い わ れ 、 や っ て み た が 、 結 果 に つ い て は 定 か な 記 憶 は な い 。
若 芽 は 茹 で て 、 あ く 抜 き す る と 食 用 に な り 、 漢 名 は 「 烏 歛 苺 ( ウ レ ン ボ )」 で 、 根 は 利 尿 ・ 解 毒 ・ 鎮 痛 な ど に 薬 効 の あ る 生 薬 と し て 利 用 し て い る 。
成 長 が 早 く 、 ど ん な 場 所 で も 育 つ の で 、 緑 の カ ー テ ン と し て 苗 が 売 ら れ て い る が 、 地 植 え に す る と 後 で 処 置 に 困 る の で 、 プ ラ ン タ ー を 利 用 す る こ と を 勧 め る 。(戸部英貞)